
ご質問をありがとうございました。 以前の回答もお読みくださり、娘さんとの関わりに参考にしてくださったとのこと、本当に嬉しく思います。 スタッフ全員でご質問を読み、様々な角度から考えさせていただきました。 今年も残り少なくなり、年が明ければいよいよ就学が目の前に見えてくるこの時期にトイレでの排便ができないという事実に、お母さんが大きな焦りや憤りをお感じになられること、当然だと思います。 癇癪や指示理解が苦手で療育に通われている、ということからも、排泄だけではなく、他の生活場面でもお母さんが丹念に心配りをしておられるのだろうと想像しています。 子どもの援助は本当に骨が折れることです。これまでのお母さんの頑張りもどうぞ労ってください。 おしっこは完璧にトイレでするのに、どうして排便だけ?! うんちとおしっこがどう違うの?と感じてしまいますよね。 スタッフ全員でご質問を読み、様々な角度から考えさせていただきました。 ふたつの方向性を提案してみたいと思います。 ①排便に関してお母さんとの関係性で固定されてしまっている おしっこは完璧にトイレですることができる、そして、お家でしか排便をしない、ということを踏まえると、排泄をコントロールする力はしっかりついています。 「したい場所でする」というのは、当たり前のようですが決してそうではありません。娘さんが「ここでする」と自分で決めているからできるのです。 意志がしっかりあるのですね。 このような子どもが、ある行動からなかなか抜け出せない時には、甘えることのできる人、信頼できる人との間で、子どもの意地が働いている可能性が高いです。 こちらのコラムをご覧ください。 【お子さんに”嫌”と言われたら『意地(いじ)』になっていないか?セルフチェックを】 https://note.com/hmpj/n/n1a71aec6a1d6 意志がしっかりとある子どもには、声を掛ければ掛けるほど意地になり抵抗が起こります。そうすると親は当然イライラします。そしてさらにこちらも意地になる・・・そんな循環が働くのです。 自分の気持ちを切り替えるのが苦手なお子さんであれば、尚のこと固執してしまう確率が高くなります。 お母さん+お家+排便=オムツ そんな公式が娘さんの中にできてしまっているのかもしれません。 トイレ排便が成功したのが、2回とも外の初めてのトイレだったのもそのためかもしれませんね。 これらのことから考えると、この娘さんの公式を解きほぐすために、療育の先生も仰ったようにトイレ誘導の声掛けはストップした方が得策のように思います。 ②わかりやすい見通しを作って関わる とはいえ、これまでお母さんもさんざん根気よく、諦めずに関わってきてくださいました。 このまま、いつまでともわからない道のりを歩いていくのはしんどいですよね。 指示理解の難しさや気持ちの切り替えが難しいお子さんの場合、言葉でのイメージや見通しが捉えにくい場合がよくあります。 ですので、「オムツがあるのだから、別にオムツでうんちでいいじゃない」と問題を感じないのです。 排泄のコントロールはできて、意志のしっかりある娘さんですので、ひとつチャレンジしてみていただきたい方法をお伝えします。 娘さんと一緒に、オムツを一袋買ってきてください。 「〇〇ちゃんの最後のオムツ、一緒に買いに行こう」と明るく、楽しく、です。 ぜひ、娘さんのお気に入りのオムツにしてあげてください。 そして、その時に 「このオムツがなくなったら、オムツでうんちは”おしまい”ね」 と約束します。 うんちがしたくなったら、娘さんにオムツを取りに行ってもらいましょう。 オムツは毎日、少しずつ減っていきます。 数の決まっているものですから、視覚的・体感的にオムツがなくなっていくのが見通しとして理解できると思います。 うんちが一日1回として、なくなるまで1ヶ月くらいかかるものが良いと思います。 その期間で、娘さんに少しずつ、少しずつトイレ排泄をする心の準備をしてもらうのです。 そして、最後の一枚になったら 「オムツはこれでおしまい、だね。」 と親子で確認します。 もしかしたら、次のうんちの時には、「また買ってくる!」と癇癪を起こしたりするかもしれません。 が、ここはグッと堪えて、「オムツがおしまい」になったら娘さんがどうするか様子を見てみましょう。 このうんちのタイミングで、トイレに誘ってみても良いと思います。 少し、積極的な関わり方になりますので、娘さんの体調の悪い時や、行事が立て込んでいるときなど、環境の変化が大きいようなときは避けて試してみてください。また、私たちは実際の娘さんの姿を拝見せずにお答えしていますので、オムツがおしまい、のゴールを感じることで娘さんの不安が大きくなるような可能性がないか、療育の先生にもご相談されながら進めていただけたらと思います。 最後に、お母さんがこれまで娘さんのために色々な工夫をして関わってこられたことは、意味のないものはひとつもありません。 今すぐには成長を感じられないことばかりかもしれませんが、お母さんの関わりは必ず、娘さんの中に少しずつ積み重なっています。 お母さん、ご自分のこれまでと努力はすごかったんです。それを認めて受け止めてあげてください。 そして、お母さんご自身が休息することもとてもとても大切です。 子育ては長距離走のようなもの。 思い切って、娘さんから離れる時間を定期的に作って欲しいと思います。 そのために、使える支援はなんでも使っていきましょう。 私たちもそんな力のひとつになれたらと願っています。 いつでもここで待っています。 一緒に考えていきましょう。
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