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AIの時代になり、自動化できる仕事が増えた時、人の能力の差別化はどこで行われるのでしょうか。またそうなった時、教育はどのように変わると想像しますか?

質問いただきありがとうございます。機械と比べた時に、人ならではの特徴は、 ・大局観 ・直観 ・センス (直観的な判断力) ・発想力 (点と点をつなげる) ・夢を見る、ビジョンを描く ・遊び心 これらが人の独自化の源泉です。 ただし、これらは持っているだけではまだ世の中への価値提供にはなっていません。あくまで価値や独自化の源泉にすぎないんですよね。 2つ考える必要があり、 ・源泉を獲得し磨いていく (リソース強化) ・源泉から価値提供につなげる (リソースの価値転換プロセス) ここに、これからの教育に求められる役割があります。 ・◯×ではなく、正解のないこと (唯一の正解ではなく相対的な最適解) ・減点方式よりも得意を伸ばす。挑戦と失敗の奨励 ・記憶 (詰め込み) だけではなく、自由な発想や組み合わせ とは言え、学問の基礎体力は大事です。読み・書き・計算、最低限の知識の記憶です。この部分は従来のような反復演習、知識の詰め込みをして学習の足腰を鍛え人間の独自化につながる源泉を強化していきます。 もう1つ書いておきたいのは、AI を利用する教育の実現です。AI は人にとってはツールであり手段です。AI の進化から目を背けたり、恐れる対象にするのではなく、AI とはうまく取り入れて活用するものです。 教育でも同じで、機械に頼れるところは任せます。その分を遊びの時間、一見すると無駄に思えることに時間を使います。 * * * 回答は以上です。答えになりましたか? またよければ質問をいただけるとうれしいです。質問ありがとうございました!

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