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はじめまして。先日通販で『マリンスノウ』を購入し、先日手元に届いたので早速読みました。感想なので返信の有無はお任せいたします…!
感想の語彙がなくて、「すごく良かった」と「大好き」と「最高でした」くらいしか言えないのがすごくもどかしいです。深海奏汰が好きで、タグ検索からWeb公開版を見つけました。ろくにキャプションも見ず、タイトルの雰囲気の良さで何気なく本文に飛んでこの作品に出会ったのですが、あの日の私を褒めてやりたいと思うくらい、読み終わったあと感動がビビッと来ました。
「好き」の理由改めて言葉にしようとすると難しいですが、じっくり読んでみると情景描写の地の文も薫の声で聞こえてくる気がするというか、薫が感じている世界を自分も一緒に見ている気分になれてそこがすごく良いなぁと思いました。薫の視点を通して、私も一緒に奏汰の短歌に興味を惹かれたり、もっと奏汰の短歌を読んでみたいと思ったりしました。短歌も、何度もなぞって味わいたくなるような、31字からたくさん想像を広げることができるような、独特の余白が染み渡ってきます。
薫と奏汰の、出会いから友情、親愛へとゆっくりお互いへの感情が変わっていって最後に恋愛へと終着するまでが穏やかに描かれていっているのも、とても好きで噛みしめたくなります。最後の奏汰から薫への「好き」という言葉は、まるで心の内からじんわりと滲んできた思いを覗いてしまったような気持ちになりました。甘酸っぱい…とはまた違うような、でもとても大切な恋の気持ちだと思いました。
Webで全文を公開されていても、手元に残したい!と強く感じた作品はこれが初めてです。小説の本体も短歌の小冊子も、大切に繰り返し読もうと思います。ありがとうございました!(キャラの呼び方を決めあぐねているので敬称略にしました、気にされたらすみません)

あああああありがとうございますすごいめちゃくちゃ嬉しいです…!!!! webで全文読めるのに、本を購入くださってなおかつ感想までくださるとかあなたが神か…という気持ちです…! パロディなこともあり人を選ぶ話を書いた自覚はあるので、こうやって好きだと言っていただける人のもとに届いたというのが何より嬉しいです。紙の本の方も装丁にこだわって作ったので可愛がってやってください… 本当に感想ありがとうございました!たぶん今後も何回も読み返すと思います!

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