
卒業設計の敷地選び、本当に悩みますよね。テーマが「メタボリズムの集合住宅」とのこと、すでにコンセプトがある程度固まっているのは大きな一歩です。 まず、メタボリズムというテーマを踏まえたときに、どんな「変化」や「柔軟性」を持つ集合住宅を提案したいのかをもう少し掘り下げてみると、敷地選びのヒントになるかもしれません。たとえば、住人の入れ替わりが激しい都市部や、用途の混在が求められる再開発エリアなどは、メタボリズム的な設計との親和性が高そうだと考えられます。 また、「誰のための住宅なのか」というターゲット設定も重要になってきます。 学生、若手クリエイター、移民、高齢者、子育て世代など、ターゲットによってふさわしい敷地や周辺環境も変わってきます。たとえば、若者向けならサブカルチャーの集まるエリアや再開発が進む都心の一角、地域コミュニティ重視なら住宅街に近い中間エリアなどが考えられます。 もしそこのイメージが固まっていないのであれば、敷地選定は後からでも構いません。 敷地を先に決めて、その敷地に合うメタボリズム建築とはどのようなものか考えるもよし、先にイメージを固めて、後からそのイメージに合う敷地を選んでも構いません。大切なのは、敷地と設計コンセプトがしっかりと結びついていることです。 敷地選びの際に以下の3点を試してみても良いかもしれません。 ・国土地理院で人口分布・災害情報などをリサーチ ・気になるワードに関連する活動を行っている街を調べる(例えば「空き家問題」や「街中アート」など) ・先生に〇〇が有名な街があるか聞いてみる また、リサーチのしやすいように可能な限り自宅や大学の近くの敷地をお勧めします。 焦らずに、自分のしたい設計の形と丁寧に向き合ってみてください。 A-worker一同応援しています!
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