ご質問いただきありがとうございます。 「いつまでこの生活が続くんだろう」と思いながら、日々働くのは本当につらいことだと思います。 まず、「この時期に辞めてしまったらどこに行っても続かない人と思われるのでは」という不安についてですが、人には向き不向きがありますし、職場環境との相性もとても大切です。 無理をして心や体を壊してしまっては、元も子もありません。 サービス残業が当たり前で、相談できる人もいないという環境は、設計事務所としては珍しくはないかもしれませんが、スタンダードというわけではありません。 アトリエ系設計事務所ではそうした働き方がまだ残っているところもありますが、最近では労働環境の見直しが進み、働きやすい設計事務所も少しずつ増えてきています。 ですので、「どこも同じ」というわけではありません。 質問者様が「仕事自体は楽しい」と感じているのは素晴らしいことです。 その楽しさが「その事務所の方針や仕事の進め方に共感できるから」なのか、あるいは「設計という行為自体が好きだから」なのかを、ぜひ一度ご自身の中で整理してみてください。 もし後者であれば、今の事務所にこだわらずとも、同じようなやりがいを感じられる職場は他にもあるはずです。 また、「プライベートも大切にしたい」という価値観は、これからの時代ますます重要になっていきます。 そうした価値観に合った働き方や職場を選ぶことは、決してわがままではなく、ごく自然なことです。 設計事務所の中でも、ワークライフバランスを大切にしている会社も増えてきていますので、次に進む際にはそうしたポイントも大切にして探してみてください。 いつまでこの状況を続けるかの決定権は、あなた自身にあります。続けて力をつける選択も、よりよい環境を求めて動く選択も、どちらも間違いではありません。たとえ早期退職になったとしても、それが自分を見つめ直すきっかけとなり、次に活かせるなら大きな意味のある経験になります。 最後にお伝えしたいのは、どうかご自身を追い込みすぎないでくださいということです。 心が疲れきってしまう前に、誰かに相談すること、立ち止まって考えること、どれも大切な行動です。 質問者様が、無理なく、そして前向きに働ける環境に出会えることを、心から願っています。
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