質問いただきありがとうございます。一言で答えるなら、子どもの身近なことでマーケティングや戦略の説明と、体験ワークショップをします。 説明は昔話やアニメ、ゲームに当てはめてマーケティングにまずは興味を持ってもらいます。自分の日常や生活の中にマーケティングがあることを伝えたいです。 例えば、マーケティングで大事なのは顧客理解を少しずつ深めていき、そこから相手から興味を持ってもらい購入や利用につなげることです。 これを、子どもたちにもイメージできる話に当てはめればシンデレラです。 ----- ・王子に選ばれるためには、まずは自分のことを知ってもらうことから (お城での舞踏会に参加。どんなに美しい女性でも知られなければ王子との関係は始まらない) [認知] ・舞踏会で王子に興味を持ってもらい、一緒に踊った [興味・理解] ・王子が行方がわからなくなったシンデレラを国中を探しまわるほど、王子に好きになってもらった (顧客にとってなくてはならない愛される存在に) [愛着] ----- 他には戦略の話も、例えば鬼滅の刃に当てはめてみると、子どもにはイメージしやすいと思います。 戦略で大事なのは 「何をやらないか」 です。捨てることの重要性です。「あれもこれも」 ではなく 「あれかこれか」 の引き算の発想です。 鬼滅では鬼殺隊はそれぞれの呼吸の型がありますよね。炭治郎なら水の呼吸、我妻善逸なら雷の呼吸です。1つの型に絞り極めるからこそ、超人的な呼吸の型を身につけられるわけです。「あれもこれも」 となって様々な呼吸に手を出すのではなく、他を捨てて自分に合った呼吸を選ぶことにも戦略の本質があります。 以上のような身近なテーマでマーケティングや戦略について興味を持ってもらいます。 * * * 小学生への授業では理論だけではなく、実践の場も用意したいです。体験型のワークショップです。 例えば2人のペアを組み、お互いが相手のすきなこと、困っていることを訊き合います。この時に直接欲しいものは伝えないようにします。 相手の 「顧客の不」 を理解し、ペア相手の不を自分はどう解決するかのアイデアを考えます。何組かにクラスに発表してもらいます。 ワークショップを通して、(自分ではない他人という) 顧客理解の難しさと、相手の問題解決を自分のアイデアから実現できる疑似体験からマーケティングを体験してもらいます。 * * * 回答は以上です。答えになりましたか? またよければ質問をいただければうれしいです。質問ありがとうございました!
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