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香川大学医学部は、進級が厳しいとのイメージがありますが実際はどう感じますでしょうか。インターネットでは「医師国家試験に繋がらない試験で単位取得に苦労する」と書かれているサイトもあり、気になりました

ご質問ありがとうございます! まず1点だけ。 私は香川大学の3年生であり、かつ他の医学部の進級難易度についてはあまり知りません。つまり比較対象がほぼないため、一概に“厳しい”かどうかを判断するのは難しいかもしれません💦 本題に入ろうかなと思います。 私としては、進級が厳しいという感覚はありません。 留年している人は、「勉強に本腰を入れなかった人」か「試験などに対して精神的に耐えることができなかった人」のどちらかがほとんどだと思います。(私は前者です。)試験の難しさはもちろんありますが、通過している人がいる以上、厳しいかと言われればそこまでかと。大変ではありますけどね(笑)。再試がない科目や教科によっては留年者を人数に関わらず出しているため、そのような科目を意識していつも以上に対策すれば乗り越えられるのが医学科試験かなと。 先生が意図的に進級を厳しくしているようなことは、全くないように感じます。 「医師国家試験に繋がらない試験で単位取得に苦労する」と書かれてるんですね。 私は、国家試験の合格のためだけの講義,カリキュラムなのか、と言われれば「そうではない」と答えますね。予備校の動画講義や問題集をやり込む方が良いと感じるような講義は多いです。 基礎医学については国試への繋がりは説明しずらいです。(すみません💦)感覚としては、必要以上の授業数を確保し高度すぎる内容を取り扱っている講義もありますが、ほとんどは必要十分な内容を取り扱っているようには思います。 臨床医学では複数の先生がバラバラに分野を割り振られており、それぞれがレジュメを作成して講義されています。また多くの科では、講義を担った先生がご自身の担当症例/分野の問題を1,2問作成し、それを組み合わせた一つの試験になっています。このことからも分かる通り、問題の難易度や出題内容は先生の手に委ねられており、国試に役立つような問題になっているとは言えないと思います。 ですが、他の多くの国公立医学部はだいたい同じではないかと思います。私立はわかりません🙏 そのため、一概にネット上の“厳しさ”が進級の厳しさを表しているようには私は思いません。医学科の中での当たり前に自分を適応させることができるのかどうかになるのではないでしょうか。 もちろん、他大学の医学科に進学した人の話を聞くと、自大学ではそこまで厳しくない科目が厳しかったり留年を出すようなものだったりはしますが。これは大学ごとの差(担当教員という教える人の差)なので、どうしようもないです。 以上となります。 上で述べたのは、3年という留年生が少ない学年で留年したイチ医学生の考えです。あくまで、そのようなものだと思っていただけたらと(笑) 回答になっていない部分があったり、さらに気になる点が出たりしたら、お気軽にご質問くださいね。

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