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『大きな物語』の喪失」というのがここ30年ほどの人文系学問の常套句ですが、
堅洲さんが深く失望する
日本の出版文化の惨状と
ジャンル文学の著しい衰退、
「大きな物語」の反動としての安易で粗雑な「小さな物語」の氾濫、
その1つの顕れとしての「なろう系」
(この言葉自体、定義が曖昧なまま流通しているので正直使いたくないんですが)
の隆盛・・・

この辺り全部ひっくるめて
「『大きな物語』の喪失」
「『小さな物語』の氾濫=趣味・教養のタコ壺化」
この2つのテーゼで説明つくんじゃないかなぁと思ってます

大塚英志氏の言う『見えない文革』の余波かもしれません。 丁度その頃から大きな物語が生まれなくなりましたしね。この流れは変えていかないとまずいと思っています。

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