
プルチックの「感情の輪」によるとそもそも人間は…みたいなことを書いてもいいんですが、そんなの当然知ってますよね。悩んでらっしゃるんだから。 なので、ただただ鬼畜な編集者として発言すれば、「あなたは、悩むほど上手く行く作家なのでは?」ということです。 本当に酷い話ですが、起きている事象を並べてみると、 なかなか売れない。 「どうやって自分の作品を知ってもらえば」と悩む ↓ バズることを目的にSNSを始める ↓ バズる! ↓ フォロワーが増える。 「次はここまでバズらないかもしれない」 「しばらく投稿しないと誰も見なくなくなるかもしれない」 ↓ 更新頻度が高くなる! ↓ バズった分リプライの治安が悪くなるが、 「リプライを返した方が伸びやすい」 ↓ ファンとの交流をマメにする 惚れ惚れするほどの問題解決能力というか、 なんらか課題を見つけては、方法を提示し、実行するというのは、 実は誰もが出来ることではありません。 大抵の人は方法までは思いついても、「でも…」「だって…」を繰り返し、実行せず、そして、実行した人間に対して「あんなの自分も思いついていた。あんなこと誰でも出来る」と負け犬の遠吠えをする。 実行できるあなたは、本当に凄い方だと思います。 そして、その能力の源泉が「悩み」から端を発しているとすると、 本当に他人事で、鬼畜な考え方で申し訳ないですが、 「悩みを思いつく」というのが、あなたの才能の1個なんじゃないですかね? だから、悩まなくなる、というのがそもそも無理なのでは? SNSを辞めたところで、あなたはなにかしら悩みを見つけてくるのでは? そして解決しては、新たに解決べき部分、つまり「新たな悩み」を無限に見つけて、そして解決しては、さらなる成功を手にしていく方なのでは?? 私が担当編集者ならば、ぜひ守りたい能力です。 まぁだから、あなたに必要なのはむしろ「新たな悩み」かもしれませんね。 私生活でヒドい女か男に恋してみるのもいいし、 仕事にがっつりフォーカスするなら、 SNS以外の出口・自分の作品を見せる場所をつくる方法はないかと考えてみるとか。 漫画描きつつ、ドラマの脚本も描いてみるとか。 漫画描きつつ、映画監督になる方法はないか考えてみるとか。 今までよりもっと無茶で難関な課題を自分に提示して、 めちゃくちゃ悩んでみてはどうでしょうか? 今の悩みや目標が、あなたの能力に対してちょっと小さすぎるんじゃないでしょうか? もっともっと野望を抱いて、大いに企んで、実行していってください。 夢みたいな大きなことが実現しそうになった時、きっとあなたはこれまで感じたことがない、とてつもないプレッシャーに襲われると思います。 でもそれはね、世間では「血湧き肉躍る」とか「武者震い」とか呼ばれるプレッシャーです。 「あれ…ワクワクしてる?」 そんな風にあなたが思う日が来ますように。
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