12/20

華道や茶道を嗜むとのことですが侘び寂びについて語れますか?

茶道の侘び寂びは自信ないけど、華道の侘び寂びなら幾許か。 1番分かりやすいのは花も実もなく、枝だけで活ける形だと思う。 枯れ枝っぽい、、、石化柳や赤目柳とか。そういうのは柳の花材が多いかな。 池之坊さんだとメインスタイルの活け方が侘びっぽいよね。 あと小さく活けると、それっぽくなる、小さくいけるのは大きくいけるのと同じくらい難しいな。 そういうのは京古流さんなどが得意な分野かな。 で茶道、茶花の活け方と、華道での侘び寂びの表現の活け方は違う。茶道だとあくまでも花は添え物だからメインにはなってはならない。侘び茶だと、草の活け方の一輪挿しの投げ入れになるかな。行も同じ様になるのではないか?真の侘び茶出前なるものは聞いた事がないな。 茶道は本来、お軸がテーマになるんだけだも。 侘び寂びの場合、お軸は不要だな。 華道メインで茶室に開く時に、軸の代わりに鏡を置いて、真なら神前・天皇、聖、行なら月、太陽、天、自然などがテーマになるもんなんだけど、草での花メインでの茶室なら、軸も鏡も置かないか、もしくは活けた花がメインになるかな。 一輪挿し、花一輪残し、枝だけとかになるか。 古流は松を尊ぶんだけど、侘び寂びに松は相反するものがあるから、あんまり親和性はない。 庭の景に松の盆栽を使う感じぐらいかね。 松で侘び寂びを表現するのは、ちょっと私には無理だな。イメージが湧かない。 名残、旬を過ぎた花材を、本勝手活けを用いずに流し活けや受け流しなど、本手以外の型で活ける形にはなるかな。 枯れた花材で本勝手活けとかは、侘び寂びっぽくは見えるのはあるけど、華道の正道ではないな。 まぁでも、結局は迎える客次第なんだよ。 侘びも寂びも、なんでも。 なので、自分が逆に客になった際、相手に用意してもらった趣向に、侘びや寂びを感じとれるか?って資質が1番に問われるものなんですわ。 あ、最初に言ったけど、桜とか、梅とかを一輪だけ残して、もしくは花も葉もなく枝だけで活けると侘び寂び感はでるよ。

スポンサーリンク

地獄から来た安藤さんになんでも質問しよう!

質問

スタンプ

利用できるスタンプはありません。

スポンサーリンク

質問する

過去に答えた質問

スポンサーリンク