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初めまして。いつもYouTube等拝見しております。
研修を終え、先月から仮想化基盤上(VMware)での構築案件にアサインされました。給与と通勤時間に不満があり、1年後を目処に転職をと考えているのですが早計でしょうか?長期配属が前提の現場なので、数年頑張るのもありなのではないかと迷っております。

ご質問ありがとうございます。 いつもYouTubeをご視聴いただき、大変励みになります! 仮想化基盤構築案件にアサインされたとのこと、まずは実務に入られたこと自体が大きな一歩だと思います。 ご質問ですが、結論から言えば「1年後に転職を見据える」という判断は決して早すぎるものではありません。ただし、その判断をする前に「今の現場でどれだけ成長できるか」という視点でもう一度整理してみることをおすすめします。 給与や通勤時間への不満は当然のことと思いますが、エンジニアとしてのキャリア初期においては、スキルを積むことを最優先に考えることが重要です。スキルがあれば、給与は後からいくらでも上げられますが、その逆はできません。特に仮想化やインフラ構築の経験は、今後のキャリアや年収の伸びに直結します。 今回のようなVMware構築案件では、vSphere(ESXiやvCenter)をはじめとした仮想基盤の構築、Windows ServerやLinuxの仮想マシン展開、仮想スイッチやストレージ接続、バックアップ設計や監視ツール導入など、非常に広範な技術に触れることができます。さらに、もし設計や自動化(たとえばPowerCLIやAnsible)に関われるチャンスがあるのであれば、これは間違いなく「良い現場」と言えます。 1年という期間は、現場経験として最低限のラインをクリアしており、転職市場でも評価されます。ただし、転職は必ずしも前進を意味するわけではありません。今の現場よりも技術的に学べることが少ない場合、かえって成長の機会を失ってしまうリスクもあります。 現時点で構築経験が積めているのであれば、少なくとも1年間は続ける価値があります。さらに設計フェーズにも関わっていける環境であれば、もう1~2年じっくり腰を据えて取り組むことで、市場価値は大きく高まります。 まとめると、「転職を意識すること」自体は早計ではありませんが、今の環境がスキルを伸ばせるものであれば、焦らず戦略的にキャリアを積んでいくことをおすすめします。今後の選択肢を広げるためにも、いま吸収できることを確実にものにしてください。 応援しております!!

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