9/10

「歴史とは、現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話なのであります。」ーーE.H.カー

テクニカル派はチャートという形で過去の値動きと対話しながら現在の他の投資家の動向を読み解こうとし、ファンダ派も過去の決算書という形で企業の現在地を探ろうとしています。その意味で株って歴史学的なアプローチを避けては通れないのかなと思うのですが、歴史のセンスを磨くためのオススメの本があればおしえていただけませんか

これは難問ですね。試されているみたいだ(;^ω^) センスを磨くというのは読み手次第なので、歴史書やその周辺分野の本で、「これは読んでおきたい!」という本を、本棚を見つつ、つらつらとリストアップします。読んで損はさせません。あとは自由に選んでください( ^ω^) ・司馬遷 『史記』 ・エドワード・ギボン 『ローマ帝国衰亡史』 ・マックス・ウェーバー 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 ・ジャレド・ダイアモンド 『銃・病原菌・鉄』 ・ウィリアム・シャイラー 『第三帝国の興亡』 ・カエサル 『ガリア戦記』 ・ディビッド・ハルバースタム 『べスト アンド ブライテスト』ないし『ザ・コールデスト・ウインター』 ・ミッシェル・フーコー『監獄の誕生』ないし『言葉と物』 ・大塚久雄 『欧州経済史序説』 ・ヘロドトス 『歴史』 ・ホイジンガ 『中世の秋』 ・堀米庸三 『正統と異端』 ・宮崎市定 『科挙―中国の試験地獄』など ・トゥーキュディデース 『戦史』 ・『春秋左氏伝』 ・岡谷繁実 『名将言行録』 ・ミルチア・エリアーデ 『世界宗教史』 ・丸山眞男 『日本政治思想史研究』 ・新井白石 『読史余論』 どれも名著ですが、歴史書に“プロ倫”やハルバースタム、フーコーを入れちゃうあたりに、僕のいかにも読み散らかした感じが出ていますね(;^ω^)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク