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マシュ達とのミーティングが予定より早く終わり、1時間早くオフを獲得したそちお。
マイルームには刑部姫とダ・ヴィンチちゃんが作ってくれたSw○tchがある。
さあ、意義なインドア・オフと洒落込もうじゃないか。

夕食までマイルームから出なくていいように、飲み物と菓子を用意。
今朝ケーブル差してきたから、充電はバッチリ。トイレも済ませた。完璧だ。
ああ、早くバッジを集めて、強いモンスターをゲットしたい。
そちおはこれからのオフを想像してはにやけていた。

もふ。

「おうっ!?」

「!?   あ」

にやけていたそちおは気付けなかった。
気付かずにぶつかってしまった。
マイルームの前にいた、青い衣の白い獅子に。

「アッ、そ、そちおじゃないか!」

「こんな所で奇遇だな、ワハハハ!」

「まさかそちおの部屋の前で、たまたま鉢合わせるとは。いやはや、奇妙な偶然があるものだな?」

「すまない、用事があるのでな、それでは、また。食堂やミーティングルームなどで会おうじゃないか。ふははははは!」

そうまくし立て、エジソンは笑いながら立ち去ってゆこうとする。

待って! 

そちおはとっさに引き止めた。
ぶつかってしまった事を、謝ろうと思ったのだ。

彼は立ち止まり、こちらに顔を向ける。
しかし見慣れたはずの彼の顔は、なぜかひどく困ったような表情をしていた。

「………」

「…いや、うん。らしくないな、こう言うのは」

短く逡巡したのち、彼はそちおに再び近寄り、手を差し出す。
その他には、小さめの包みがあった。

「…クッキーを、焼いたんだ。今度は、1人で」

「絵は描けないから、型を作って型抜きにした。愛らしいライオンの形だぞう」

「味も、しっかり甘くて美味い、はずだ」

「…そちおがよければ。部屋で一緒に、食べない、か」


…ゲームはまた、今度にしよう。
その日そちおは、部屋でゲームをするのとはまた違った、
非常に充実した一晩を二人で楽しんだ。

懐かしの質問箱に匿名で投げ込まれるそちエジSSだ

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