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動物もどきって杖を使わず変身出来ると聞いた気がするんですけど、アズカバンでのペティグリューはどうして杖が必要だったんですか?

んーとですね、二つほど予測がたてられます。映画では確かにハッキリと杖を自分のこめかみに押し当てて変身した描写があったと思います。ですが、実は原作でルーピンが狼人間になってしまい取り落とした杖を拾ったピーターは、手錠の片方に繋がっているロンを失神させる為にその杖を使った描写はあったものの、ネズミに変身するのに使っているかどうかは微妙に読み取れないんです。変身術という学門の研究の果てに辿り着ける『動物もどき』の修得者がその術の変身に杖を必要としないのは確かなので、原作ではここで杖を使っているわけではないんじゃないのか?という見方がまず一つ。そしてもう一つは、ピーターは動物もどきを修得するのに一番時間がかかったという事実を見るに、元より変身術が他二人ほど得意ではなかったのは明白です。そして、忘却術以外の魔法を研かなかった結果それ以外の魔法の腕がてんでダメになったと明言されているロックハートや、子供が産まれてしばらく前線から退いていたが為に魔法が鈍ってしまいベラ達の手にかかってしまったとされるルートンのように、魔法使いは魔法を使えない、使わない期間が長いとどうしても鈍っていく傾向にあります。先に述べた通りピーターはアズカバンで杖がなくとも犬になれたシリウスとは違い変身術を得意としていない為、13年間という長い間、魔法の片鱗すら見せないただの鼠として過ごしたせいで、修得したものとは言え動物もどきの変身を成功させる自信が無かったのかもしれません。杖には魔法力に指向性を持たせ増幅させる機能があります。故に杖を使って、足りない分の魔法力を補い変身を行ったのではなかろうか、という見方です。長くなりましたが、細けぇことはよかろうなのだ!

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