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橋下氏のポチを自称されるのは良いですが、許されるのは、あくまで是々非々に基づく敬愛としてのポチ迄で、無責任なコメンテータの靖国神社の国有化・分祀論の尻馬に乗ろうという姿は無様です。
橋下氏が政治家に復帰して、9条改正の前提となる靖国の国有化のための憲法改正を主導するというなら別ですが、政権奪取もママならない維新の会が、国論を二分・三分するテーマ設定をするなど噴飯もので、憲法改正を阻むために国民投票法の些末な点で議論を逃げる無責任野党と同じムジナで反吐が出ます。

単純な話、外国の要人が自由に参拝できる墓地の必須条件は「無宗教」です。

米国のアーリントン墓地などは、個々人の埋葬者毎に宗教を選択できるのは御存知かと思いますが、日本の国立墓地についても同じ形態を取るべきでしょう。陸軍墓地などは改修に際して埋葬者毎の宗教の選択のできる墓地に改め、自衛隊などの死者も含めて埋葬と参拝できる墓地とすれば良いでしょう。
何も一か所に集める必要は全くありません。米国のアーリントン墓地は有名ですが、米国の戦死者が全てアーリントンに埋葬されている訳でもなく、Wikipwdiaによると米国の国立墓地は147箇所あるとのこと。

靖国神社を「無宗教」とする最大の問題は、言うまでもなく靖国には遺体はなく、信仰に基づく「合祀された柱」が存在するだけという、宗教と切り離すことが困難なことです。だから国有化・分祀論なのでしょうが、そもそも神社という枠がある限り、他宗教の様々な方に参拝頂くのは依然として困難です。
繰り返しですが、靖国に遺体はありません。戦時中の方々が「靖国で会おう」と約束した以上でも以下でもありません。靖国に宗教性を求めるからややこしくなるので、に靖国神社をアーリントンの「無名戦士の墓(実際に遺体は無く、無名戦士の代表者の遺骨のみがあるらしい)」化すればよいのです。
具体的には靖国神社を国有化・分祀という議論百出する対応ではなく、分社(合祀された柱の完全コピー)を持って、靖国神社さんには移転してもらうのです。
残った現靖国神社の地(場所!)は非宗教化を行い、戦没者名の管理リストで参拝する形式にするのはどうでしょう。その際にリストからA級戦犯と細かいことを言わずに、戦争指導者全(有名な戦死者)を削除すれば良い。戦争指導者を参拝したい人は、本来の墓地に行くか、移転した真正靖国神社に行く。現靖国神社は無宗教化するが、「靖国で会おう」の地には違いないので、神社に拘らずに参拝できる人なら誰でも参拝できる地になる筈です。

つまり原爆死没者慰霊碑のようにするということです。

靖國神社について、様々なご意見をいただいています。有難うございます。しっかり拝見させていただいてます。

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