
巨乳は母性の象徴です。パイズリは、母性に甘えながら母性にしごかれるプレイです。ただ、パイズリの仕方によって若干違いがあります。 馬乗りパイズリや突き刺しパイズリの場合、母性に包まれ慰撫される側面と同時に、擬似的なピストン運動を行なって男らしさを発揮するという側面が生じます。対してスタンダードパイズリや膝立ちパイズリの場合、母性に包まれ慰撫される側面が非常に強くなります。母性に甘えながら母性にしごかれる感じです。 乳首に向かってペニスをこすり立てるプレイ、あるいは乳首に向かって垂直に突き刺すプレイを、乳首ズリと呼ぶことにします。乳房に膣のような穴が空いてその穴に対してピストン運動を行なうプレイを、ニプルファックと呼ぶことにします。 乳首ズリの場合、母性に対してやんちゃに甘える感じが生じます。乳房に甘え、乳房に戯れながら、同時に男性側の優位性を主張する側面が馬乗りパイズリや突き刺しパイズリよりも強まります。巨乳は母性の象徴なので、巨乳に直接ペニスを突き立てるというのは、母性的なものへの挑戦の側面、母性的なものへの優位性の主張の側面が強まるのです。 さて、母性には、包み込むというプラスの側面と同時に束縛するというマイナスの側面があります。母親があまりに子供を束縛し、管理しすぎて家庭内独裁者となるのはよく知られています。これは過剰な母性という負の側面として捉えることができるでしょう。そして過剰な母性は、男性(子供)に対して圧倒的に上位の位置を占めることになります。 乳首ズリの場合、過剰な母性に対する凌辱的なものは芽生えていません(そもそも、過剰という負の捉え方をしていない)。男性の優位性の主張も、まだ軽いレベルです。代わりに乳首ズリには、母性への甘え、母性の包容と慰撫が存在しています。しかし、ニプルファック、すなわち、完全に乳首に穴が空いて膣のように拡大された乳房へのピストン運動になると、母性は過剰な母性として、負の側面として捉えられます。そして母性への甘え、母性の包容や慰撫は完全に消失し、男性の優位性の主張のみになります。つまり、凌辱に近づくのです。 パイズリは巨乳フェチプレイの一つです。巨乳フェチプレイは、女性のポジショニングを下げようという意図をまったく持っていません。パイズリを含めて巨乳フェチプレイは、元々女性のポジショニングを高いもの(自分が甘えられる優しい女神的な存在)として設定して、そのポジショニングをキープします。そして、母性からの包容を、母性からの慰撫を受けます。 凌辱は、女性のポジショニングについて巨乳フェチプレイとは対極的です。凌辱は、セックス開始前に男性よりも遥かに高いハイランクのポジションにある女性を、セックスによって男性より下位のポジションに下げます。そうすることで男性が女性に対する鬱憤を晴らしてすっきりする。それが凌辱というプレイなのです。 凌辱がポジショニングを下げるのは、女性です。これに対して、(過剰な、そして男性より上位に位置する)母性のポジショニングを下げるのが、ニプルファックです。過剰な母性を直接ペニスで犯すことによって、母性のポジショニングを男性より下げ、すっきりするのです。したがって、ニプルファックは凌辱的なプレイである、凌辱に近いプレイであると言えます。 しかし、乳首ズリでは母性のポジショニング変更(ポジショニングダウン)がありません。母性は価値の高いものとして設定されていて、母性への甘え、母性の包容と慰撫がはっきりと残っています。したがって、乳首ズリは巨乳フェチプレイの1つであると言えるでしょう。
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鏡裕之@『高1ですが異世界で城主はじめました23』、8/1発売さんになんでも質問しよう!
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