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前回ご回答いただきありがとうございました。また重ねて質問なのですが前回の

〜likeness (icon)は,対象と何らかの質を共有しているがゆえにその対象を指示するような記号だということです.例えば肖像画は,題材になっている人物と顔の造形を共有しているからこそ,その人物を指示します〜

の質を共有というところについてなのですがパースは性質と関係が普遍として実在すると考えているのでしょうか?

またパースの実念論の立場は現代普遍論争でいうとなんという立場に当たるのでしょうか?

はい,Peirceは性質や関係が普遍として実在すると考えています.現代普遍論争というのは分析形而上学における普遍論争のことでしょうか.強いて言えば実在論ですが,Peirceにとって重要な「実在性」(reality)と「存在」(existence)の区別は分析形而上学の普遍論争にはないですし,またPeirceの一般者(普遍者)の捉え方は分析形而上学のそれよりも広いので,分析形而上学の普遍論争の枠組みでPeirceの実念論を理解しようとするのはあまり有益ではないと思います.

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