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「Melodyneの使い方によって音質悪くなってるだけでしょ?Melodyneじゃなくてあなたの問題なんじゃない?ピッチ修正ソフトの音質変化にも個人の好みがあるし・・・」という意見があるようですが、私が主張してるのはピッチ修正前の段階であり、特にMelodyneはインサートしただけで音質が大幅に劣化するという事実です。
よってピッチ修正後に加工感が目立つというような音質劣化、ピッチの変化が自然ではないという音質劣化、といったような音質劣化についての主張ではありません、それは問題のすり替えです。Melodyneはインサートしただけで加工する下準備として音の情報量を大幅に捨てているという事実です。
「Melodyneはインサートしただけでは音質劣化なんかしてないよ」というふうに音質劣化に気がついていないならばモニター環境がよほど酷いか担当エンジニア本人に問題があるとしか思えません。誰でも気がつくレベルで音質が劣化しています。
もしくはボーカルに対して、ピッチさえ自然に修正されていれば、ボーカルの音質自体はどうでもいいという意識なのだろうと思います。
何度も言いますがMelodyneはインサートした直後からハッキリと音質が劣化します。
ピッチ以外は素晴らしい状態でボーカルがレコーディングされていてもMelodyneを挿した段階で台無しです。
自分としてはMelodyneの音質劣化に誰しもが気がついてはいるが、作業効率が抜群&業界の標準ツールだから、音質の大幅劣化に対しては断腸の思いで目をつぶっているのだろうと思っていました。(自分はWaves Tuneの音質変化であっても断腸の思いで仕方なく使用しております。)
ネット調べてみた限りMelodyneの音質劣化に気がついてない方がかなりいらっしゃるようなので自分としては大変悲しいです。
主な議論はピッチ修正後に加工感が目立つか目立たないかといったことを音質の話として論じられているようです。
個人的な意見ですが最近の音源のボーカルに感動できない一番の原因は業界の標準ピッチ修正プラグインMelodyneによる大幅な音質劣化にあるのではないか?と思っている程です。(もちろんエフェクティブにピッチ加工感を強調している音源は除外)
Melodyneの開発陣も音質劣化に関して改善する気はないようで本質的な音質の改良はせずに作業効率や余計な機能の充実に力を入れているように感じております。
もちろんピッチ修正などしなければ一番良いのですが、予算や時間やボーカリストの力量などの制約で使わざる得ない状況です。
なぜMelodyneの音質劣化について業界から改善についての声があがらないのか不思議でなりません。

昨夜、この話題に関して匿名の質問をいくつか頂戴しました。当方側では発信者がどなたなのか、全部で何人いらっしゃるのかも特定しようがないので個別にお答えしましたが、それらをひとつの連続する会話と受け取られてはいないでしょうか?(続

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