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TASは空気密度を補正した速度、計算式を調べて貰えればわかりますが空気密度が低ければ低いほど(高度が高ければ高いほど)速くなるものです。そしてパイロットはTASをその日本名の通り実際の空気に対する速度と扱います。 さて、「上空の方がTASが大きいからギリギリまで高度を下ろさない」というのは真であり偽でもあります。ここまで聞くと高度が上がれば上がるほど空気密度が小さい=TASが大きい=飛行時間短縮と思いがちですが実際はそうでもありません。実際に速いかどうかはTASではなくあくまでGS(対地速度)が基準です。特に今の時期は、高高度では偏西風が時に300km/hで吹いています。低い高度の方が向かい風が弱いことが多いので、そういうときは敢えて低いところを飛んだ方が時間は短縮されます。 長くなってきたのでこんなところで。IAS,CAS,EASまで理解されているのであれば、難しく考えすぎなのだと思います。空気密度を考慮した速度、と簡単にお考え下さい。
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