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法医学者は臨床医になるよりも難しく、その分人数も少ないと聞きます。本当にそうなのですか?また、法医学者になるには毒物や中毒などの名称を最低限のことは知っておいたほうが良いのでしょうか?

私は「法医学者は臨床医になりより難しい」とは思いませんが…。 単純に法医学者になりたいと思う人が少なく、法医学者の枠(ポスト)自体も少ないのが、法医学者が少ない理由かと。 法医学者になるには、基本的に大学院生になる必要があるので、そのための大学院入試を受けなければなりませんが、それも別に医学部入試ほど難しいものでは全然ありませんしね。 毒物や中毒についても、院生になってから講義や実務などを通してきちんと学んでいくので、特段専門知識が無くても問題ないと思います。 少なくとも私自身は法医学(大学生)に入るまでさっぱりでした。笑 法医学者も臨床医も、医師免許を持っているなら、本人が望んでその道を歩み出せば、特に問題なくなれるとは思いますよ。 ただ法医学に関しては、「やっぱり臨床の方が…」「将来のキャリアが不安…」「給料安すぎ…」みたいな理由で、結局途中で自ら離脱する人が多いため、外からは「法医学者になるのは難しいんだな」と思われてしまうのだと思います。 「なるのが難しい」んじゃなくて、「なりたいと思い続けるのが難しい」んでしょうね。。

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