
うーん…厳格なルールってあんまりないんじゃないかな。雑誌ごとに引用文献リストのルールって違うでしょ。学会発表や自分の業績一覧は、雑誌以上に決まったルールがあるわけじゃないからね。大事なのはその論文に行きつけることだから、それさえ守れれば表記の仕方はある程度自由だと思っているよ。その表記の規定さえ守れればね。 例えば、YYが自分で、それがCo-first (またはequally contributed) であることを強調したいのなら、XX&YY* (*Co-First) et al., Article, 2023とかの表記でもいいと思うよ。 以前ZZさんが、XX&ZZ (Last author) et al., Article, 2023 と表記している講演なら見たことがある。自分がPIとして研究した成果であることを強調したかったんだと思う。 1stが2人以上いると業績の価値が下がるか…ってのは、論文としての価値が下がるわけじゃないから、「下がらない」と言いたいところだけど、中には「1人でやったわけじゃないのか」と思われる可能性はあるかも。特に、評価指標によっては。 例えば、Co-Firstの2人目が直接的な指導者ポジション(助教とか)で、1人目が大学院生だとしよう。 ポスドクなど、ある程度独力で研究を形にできる人を欲している組織や研究室からは、その論文は評価対象として低いかもしれない(単独Firstの論文に重きを置くかもしれない)。 しかし、逆に助教のような、ある程度の指導力を求めている組織や研究室にとっては、その2番目のCo-Fristがあると、逆に大学院生への指導力を買われるかもしれない。 こういった可能性はあるかも。まぁ、自分、まだ雇用する側に立っているわけじゃないから、推測に過ぎないけども。とりあえず、業績の価値に関しては、評価する側が求める条件によるとしか言えないかな。 あと、もちろん仕事量にもよると思うよ。Natureとか、大量のデータ出さないといけない雑誌だったら、Co-Firstの論文も納得いくだろうし。
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