「年齢に関係なく射精した方がいいかどうか？」は、あなたの精子，精液を作る能力がどれぐらいなのかによります。明らかに今の性機能を超える回数なら消耗するだけです。機能の維持・向上を望むなら能力プラスアルファの回数が必要です。（私のイメージ的には105%ぐらい。）具体的な回数では答えられません。ご自身で試して体感で判断してください。 ヒトの体（生物全てにおいて）は環境に適応しようとします。射精する機会が多いと、体はその環境に適応するため、精子，精液の産生量を増やそうとします（ここにテストステロンの分泌増も含まれると考えられます）。 ただ、明らかに能力を超える量は作れません。筋トレと同じです。 筋トレで、筋肉を再生する能力以上の筋肉の破壊が続いて起これば、筋肉は太くなりません。逆に筋肉は細くなります。筋力は低下します。 筋力でも男性性機能でも、体の機能維持・向上には、今の能力プラスアルファが必要です。それが鍛えるということです。男性性機能を鍛える（向上する）には男性性機能を使う必要があります。 テストステロンを増やしたいだけならテストステロン補充療法を試してみるのも一つの選択肢です。 ただし、今のあなたのテストステロン受容体の数が十分でない場合には、外からテストステロンを投与しても効果は期待できません。テストステロン受容体の数は調べられないので、これもやってみなければわからないです。 オ◯禁するということは射精する機会が減りますから、単純に精子精液の産生量も減ります。 筋トレで負荷を下げるのと同じです。負荷を下げてトレーニングしても、筋肉が大きくなって筋力が増えることはありません。 オ◯禁をして、精子，精液の必要量を少なくしてテストステロンの消費を抑えれば、テストステロン消費が少なくなった分、ある程度のテストステロン血中濃度は維持できます。結果、テストステロンの分泌量を増やす必要がないので、テストステロンの分泌が増えることはありません。 テストステロンの消費量が増えてテストステロン不足が起こる環境下でテストステロンの分泌量が増えます。 テストステロン不足が起こっていなければ、テストステロンの分泌を増やす必要がないので、テストステロンの分泌量は増えません。 オ◯禁はテストステロンの産生量を増やすという意味では逆効果です。