お買い上げありがとうございます！ 模範演奏ですが、確かに全部は載せておりません。 というのも、譜面はあくまで 譜面＝メモ書きの延長 であり、アーティキュレーション（表現技法の事をこう言います）は最低限ってことも多いですので。 よく聞いて同じように入れてみてくださいね。 で、「効果的な入れ方」ですが、ここはやっぱり商売っ気無しに「レッスン」の対象になっちゃいます。 というのも、あなたの演奏スキルや吹き方、選曲によってより効果的とされる部分って違うんです。 一般にはベンドや装飾音符の入れ方はフレーズの頭とか、歌い回した際声が裏返る部分に上からのベンド入れるとか、スピード感が欲しい場合は装飾音符、もたらせたり音を呑んだりする場合はベンド・・・などの一応それっぽい基本はあります。ただ、それだって息の入れ方がセットだしフレーズの音形によって変わるし。 装飾音符やベンドの開始位置もリズムの頭キッカリに入れるのか、食って入れる（前の小節終わりから入れる）のか、装飾といいつつ音符の1/3ぐらい使うとかも様々あります。 もっと言うならばその日の気分や、同じ曲の1番・2番でこの手のアーティキュレーションって変わるもんなんですｗ まずは色んな曲を吹き、「ここかな？」ってところに入れてみる。 そうして引き出しをたくさん作ってあげると、どんな曲を初見で吹いてても指が勝手に動いてくれるようになります。 また引き出しを作る上ではよしめめだけの演奏を追ってはダメですｗ 色んなプレイヤー（プロでもアマでも）の演奏を聞いていくと「ここはカッコいいな」とか「ここダサくね？ｗ」「ここは装飾音符の方が良いな」みたいなのが見えてきます。 そうして演奏スキルと同時に「耳を鍛える」というのも大事です。 レッスンなら曲を一緒に聴きながら「ここをどれぐらいの長さでどのタイミングでどんな風に息を使いながら入れるとカッコいい」って言えるんですね。 もしくは始めたばかりの場合で演奏全体のスキルがまだ育っていない場合はリズムを崩す要因になるので「しばらく縛りぷれぃ」って言えるかも知れません。 装飾音符やベンドは通常の演奏をバックのリズム通り吹けるからこそ崩れてカッコいいんです。 そんなこんななので、なかなか回答の難しい質問でしたが、精一杯書いてみましたｗ 少しでも助力になれば嬉しいなぁ。