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中山さんの皇国小説が大好きな者です。小説を読んでいて思うのですが、原作へ解像度が高いうえ、文章が洗練されていて、読んでいてすぐに情景が想像できます。さらに、テンポが良くて読みやすいし、めちゃくちゃ面白い!!!
小説を書いてくださり本当にありがとうございます。
どうやったらこんな素晴らしい文章が書けるのですか?何か、書くときに気をつけていることはありますか?

こちらこそ、お褒めいただきありがとうございます。文章表現も情景イメージも書き手として重視している部分なので、そこを良いと言っていただけるのは筆者冥利というものです。 ……一つ種明かしをしますと、「猫の家系」シリーズは原作者たる佐藤御大の筆致を模倣することをかなり強く意識して書いています。いわゆる文体模写ですね。こうした模作の中で「この表現のどこが良いと思うか」「自分の好みに合わない部分はどこか、自分ならどう書きたいか」といったことを考え自作に反映していくのが、表現能力向上への道ではないかと考えています。 あとはまあ「むやみやたらと読点で繋ぐと意味が取りづらい」「『~た/した』で終わる文が幾つも続くと単調になる」といったポイントを頭の片隅に置いておくことぐらいでしょうか(この辺りはネット上でも読めるエッセイにまとめている人は何人もいるはずなので、そちらを探してもらった方がよいと思います)。

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