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何かを買ってもらったこと、どこかに連れて行ってもらったことを除いて、子ども時代の一番の幸せな思い出は何でしょうか?

質問いただきありがとうございます。子ども時代の一番の幸せな思い出は、小学生のアメリカにいた時の家族体験です。 背景をご説明すると、小学生の時に父親の仕事の都合でアメリカに住んでいたことがあります。場所は中西部のカンザス州です (カンザスは 「大草原の小さな家」 の舞台で出てきます。田舎町でビルはほとんどないのどかなカントリーでした) 。父親の単身赴任の可能性もありましたが、両親は家族で一緒に住むことを選択し家族全員で引越しました。9才の時です。 当時の思い出で幸せな時間は、夕方の家族での散歩です。父親が早めに帰宅しく家族全員で近所を歩いていました。 アメリカという異文化の土地で、英語も最初は全く話せず (渡米前はアルファベットが最後まで言えませんでした。あと、小文字の存在を向こうで初めて知りました) 、自分が日本人であり、家族の一員であるアイデンティティを強く意識するようになりました。今思えば、家族での夕方の散歩のひとときが、家族で一緒にいることを実感できる時間でした。 ある日の散歩で、野鳥の群れがいつもとは違って森からもりへ何度も集団で移動を繰り返すように騒がしく飛び回っている日がありました。鳥たちの様子を家族で空を見上げて、みんなでなぜ今日は鳥たちがそんな行動をしているのかと話すような他愛のない会話が楽しかったです。自然の中で夕陽を見ながら家族との時間が思い出に残っています。 なぜ幸せに感じたのかを、あらためて考えてみると、 ・異国の地での家族との一体感 ・家族で自然の中皆で散歩をし、遊んだり他愛のない会話から ・毎日の繰り返しで楽しい時間が積み重なっていた 回答は以上になります。質問をいただきありがとうございました。子どもの時のことをあらためて思い出す機会になりました。 またよければ質問をいただければうれしいです。

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