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「キャラを描くには人をよく観察しましょう」と教則本などに書かれていることが多いですよね。では、何をどう「観察」すればいいのでしょうか? まず他人を見て「自分とは違う部分」を見つけましょう。例えば、自分だったら好きな人が出来ても告白できないのに、簡単に告白できちゃう友達がいたとします。その友達は、あなたから見たら「変わってる」かもしれませんが、本人からしてみたら、好きな人ができたら告白することは「普通」なんですね。おそらく「うじうじしてても時間の無駄。さっさと告白して、ダメなら次の恋を見つけよう!」みたいな考え方(合理的・効率主義)の持ち主なんだと思います。そういった感じで、自分とは違う人の「普通」を理解することを意識するとよいと思います。 逆に、家族や友人(担当が付いてる人なら担当編集者)に、「私ってどんな人に見える?」と聞き、「こういう所が変(特徴的・個性的)だよね?」みたいに言われる部分を指摘してもらいましょう。たぶん自分自身としては「え!? みんなそうじゃないの? それが普通では?」みたく感じると思います。そうしたら「なぜ自分がそう思っているのか」を考えてみましょう。そこを理解することが自分自身のキャラを理解する(自分自身を客観視する)ことになり、自分を投影したキャラを描くことが出来ます。他人を理解することは自分自身を理解することでもあります。それが「観察する」という意味です。
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