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いつも有益な情報をご提供頂き、感謝しております。
現在に至るまで、世界に冠たるトヨタがなぜEVに真剣に取り組まないのか?理解に苦しんでいます。
EV嫌いの前社長の意向が存在するとしても、トヨタには
日本有数の人材と頭脳
卓越した独創性と先見性を持つ企業文化
他企業を圧倒する潤沢な資金力
等を有するにもかかわらず、今なおEV専用新プラットフォームの導入を「検討」などという体たらく…
心ある社員の中には、忸怩たる思いを持つ方も存在するのではないかと思われます。
「時期尚早であり、後発としても自社の優位は揺るがない」
「今後もEVは内燃機関車(HV)に勝利することはない」
トヨタの考えはいずれかと考えられますか?

ご質問ありがとうございます! トヨタがなるべく内燃機関車を温存したいのは、典型的なイノベーションのジレンマでしょう。世界最大の自動車企業だからこそ現在持っている内燃機関の資産が多く、なるべくEVへの移行を遅らせ、その資産を温存したいというのは、至って自然な考えです。 そうは言っても、内燃機関の温存はトヨタだけで決められるものではなく、ほかの企業から多くの優れたEVが登場すれば、消費者は後者を選びます。 以前はご指摘の「時期尚早であり、後発としても自社の優位は揺るがない」という考えもあったようですが、最近の報道を見る限り、トヨタもその誤りは理解できているようで、だからこそ26年という具体的な目標を打ち出した上で専用プラットフォームの開発を進めているのだと思います。開発は間違いなく着手しているはずで、今後は「どれだけ早く他社に追いつけるか」が焦点ではないでしょうか。 また、レクサスについては既にBEVへの100%移行を発表されていて、「今後もEVは内燃機関車(HV)に勝利することはない」という考えはあまり無いように感じます。 ガラケーからスマホへの移行など、過去にイノベーションのジレンマによって大きくシェアを失った企業は数知れず。トヨタやその他の国内自動車メーカーがそうならないよう、SNSなどで警告を発し続けること。それが私たち一般消費者にできる最善の行動ではないでしょうか。

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