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pixivで初めてお見かけした7年前からずっと大好きです!
尊敬する跳魚さまに質問です。

私はロシア文学や芸術で、なんだか凄いとは思っても、「この人はどうして、こういう態度をとるのだろう?」「どうしていきなり、こんな事を言い出したのだろう?」など、恐らくロシア人だったら汲み取れるニュアンス的なところがさっぱり理解できません。
ロシアの文化についての理解が足りないからかなと、ロシアについてもっと知ろうと思い、ロシアの歴史や文化について勉強していますが、書店や図書館にそもそもロシアについての書籍が少ない!たまに見かける良さそうな本を手にとっては読む生活を続けていますが、著者や監修者も、ロシアについて専門で研究している人ばかりではないし、専門家の著作だとしても、同じ専門家の物ばかりを読んで、ある1つの解釈だけでロシアをはかるなんて、出来ないだろうし何より勿体ない…。

長々と書きましたが、つまり、跳魚さまは、日本で言うところのわび・さびのような、ロシアについての感覚的なところを掴むために、どのような事をされましたか?

あと、ロシアの諺集や童話集などにも興味があります。何か良いものがあれば教えてくださると幸いです。

そんなに以前から知って頂けているとは…感謝の極みです…。 確かに、芸術作品というのは、それを理解する為の知識があって初めて「知識としての理解」に至るのかもしれませんが、鑑賞に関しては「感覚での理解」でもよいと跳魚は思っています。「なんかこれよくわからんな」というものがあってもよい(実際跳魚も「この人の文章は全然わからん!」というロシア作家もいます)という前提で考えると、ネット上でも、本でも、絵でも、なるべく「これ好き、これいい」という所から入って、段々周辺にアンテナを拡げて行くと、自ずと知識もついてきて、以前は分からなかったもの・見えなかったものが見えたりします。自分は「好きな国を知るには住むのが一番じゃい!!五感でロシアを浴びてやらあ!」と飛んでしまいましたが()、歴史上の人物を調べ始めて、その魅力の虜になり、彼らの人物像などに迫る為に周辺の人物や歴史の流れを調べていったら、各段に感覚的に近づけたような気はします。まだまだ調査不足を実感する日々ですが。 ロシアの意識というのも、実際時代によっても変化はありますし、歴史の上で変化せざるを得なかった部分もあります。が、民族の中にある「心のふるさと」的なものは、子供向けの昔話などに最も現れているような気がします。意外と、図書館などの子供向け絵本コーナーなどに、ロシアの昔話があったりします。文庫本であれば、岩波から出版されているアファナーシェフの「ロシア民話集」はお勧めですね。似たようなタイプの話もいくつか収録されていますが、「成程この結末に持って行く、この感覚がロシアのものか」と感じられるようなお話もあります。ただ、やはり自分が面白いと思った部分を掘っていくのが一番楽しい上に実になると思います。是非、そのポイントを見つけてみてください。お答えになっていれば幸いです。

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