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いつも勉強させていただいています。
貴重な情報を発信していただいて、感謝しかありません。
もはやファンです。

じぶんは写真メインの仕事をしていますが、今後動画もやっていきたいと思っている者です。まず何から勉強&機材導入していけばいいかアドバイスをいただけるとありがたいです。

ありがとうございます。 ご質問いただけて嬉しいです。 導入するもの、と実践してみることのおすすめをお伝えします。 ----- 【導入するもの】 ・Davinci Resolve ・Log収録できるカメラ (Logで撮れればお手持ちのものでも大丈夫です) ・ビデオ三脚 (できれば10万円以上のもの) 【実践すること】 ・フレームレート59.94/29.97/23.976FPSの違いを撮り比べてみて体感してみましょう ・Davinci ResolveでLogの映像をグレーディングしてみましょう ・手持ちカットとビデオ三脚でのFIXカット、ビデオ三脚を使って被写体の動きをフォローするカットを撮り、Resolveで編集してそれぞれの印象や難しさを学びましょう ----- フレームレート(1秒間のコマ数)は写真にない概念です。フレームレートが変わると印象がかなり違います。映像制作では、一般的には納品物のフレームレートが決まっていると思いますが、撮影者が選ぶ場合も多々あります。 フレームレートによってどのような効果が得られるかを体感してみてください。 写真はRAWデータのデジタル現像からトーン作りが始まることが多いと思いますが、映像ではLogと呼ばれる低コントラストなトーンからグレーディングを始めることが多いです。 LUTと呼ばれるトーンプリセットによって色を見た目に近いコントラスト・色に戻す(ノーマライズ)ことができますが、まずはLUTを使わずにLogの映像をトーンカーブと彩度・色相カーブでノーマライズする練習をするのがおすすめです。LUTを使わずに見た目の色を作れる事がカラリストの最低条件です。 それができたら、次はLUTでノーマライズし、自分なりのお気に入りのトーンをつくってみましょう。 プラグインや有料のフィルムLUT・Power Grade(Davinci用プリセットのようなもの)はそれだけで平均点くらいのトーンに導いてくれる点で便利ですが、グレーディングの本質を理解したり、プロレベルの色のバリエーションを生み出す上ではあまり頼り過ぎない方がよいと思います。 5種類のバリエーションのトーンをつくる中の、1つのスタート地点として手元に置いておくくらいのイメージだと思います。 また写真と映像の大きな違いはカメラワークです。三脚はトルクとカウンターバランスが調整できるものを選び、カメラのオペレートに慣れていきましょう。写真用三脚で代用するのはお勧めしません。また手持ち撮影と三脚を使った撮影のそれぞれの印象や使い分け(映画やCM・MVをそういう観点でみるのもよいとおもいます)も意識していきましょう。 そうすると次に特機(クレーンやレールなど)に興味が湧いてくるはずです。 カメラマンの種類によって特性が異なる(アシスタントの有無・音声の兼務の有無・編集作業の有無など)ので、どこを狙うかによりますが、上記は必ず役に立つと思います。 わからないことがあったらいつでも聞いてください!

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