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小学生からの友人。彼は家柄が警察・検察の筋らしく自衛官か警察官になろうとしていた。高校受験に選んだ高校の中に自衛隊の学校も入っていたそうだが、残念ながら合格は叶わず滑り止めの学校へ進学した。彼とは家が近所で良くアポなしで凸って遊んだものだ。 高校2年の時に俺は就職の道を選んだが良い職場が見つからずに悩んでいた。受かったらいいな位で市の職員を目指すことにした。その後彼と予備校開催の公務員試験の対策講座を受けたりしたが、志願先を聞いたところ「関西の試験を受ける」と言った。てっきり俺は上司に知り合いのいる地元の県警に入るものかと思っていたので心底驚いた。 彼曰く、「新しい土地で新しいことをしたい」そうなのだ。私は見ず知らずの土地・人がとても苦手なので共感はできなかったし、古くの友人が離れてしまうので気が進まなかったが、彼の人生に口は出すのは野暮だと思った。 彼は見事合格しこの冬警察学校を卒業して警察官になった。 身近な人間が地域の治安を守っていると思うと、実感こそ湧かないがとても尊敬できるものだ。
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