先に結論を言うと「かなり賛成寄り」です。 まず、反出生主義という考え方について、私の理解する内容をまとめるとこうなります。 「人間は生まれると苦しむ運命にあるのだから、むしろ生まれてこない方がよかった。また、子供を作ることも『苦しむ運命にある存在を産み出す行為』なのだから、しない方がいい。」 そして、私の考えでは、これは真実だと思います。 個人的な話になりますが、私は過去にうつ病を患ったことがあり、実際に「こんなに苦しいなら、いっそ生まれたくなかった」と思ったことが幾度となくありました。 今は寛解しましたが、それでも生きていて苦しい瞬間はあります。他の人が苦しんでいる瞬間を目の当たりにすることもあります。 そういったときに、「生というのは根本的に苦痛なのではないか」という思いが頭をよぎります。 さらに、私はこの人生で「子供は作らない」と決めています。そう決断した一番の理由は「自分の人生で手一杯なのに子供なんて育てられる気がしない」ということです。そこに反出生主義的な考えを支持する気持ちが加わって、決断はより強固なものとなっています。 ただ……。 その一方で、「生まれちゃったものはしょうがないじゃん」と割り切ってもいます。 生が苦痛であるとしても、自ら命を断つことは考えたくない。 であれば、なるべく「生が苦痛である」ということを感じずに済むような人生を歩んでいくことが、既にこの世に"生まれてしまった"我々ができる最善のことなのではないか? 私はそう思っています。 要するに、「毎日を可能な限りゴキゲンに過ごすこと」を最重視して生きていたいのです。「快楽主義的」である、とも言えるでしょうか。 えっちなことをして気持ちいい。かわいいって言われて気持ちいい。音楽を聴いて気持ちいい。SNSでバズって気持ちいい。 「気持ちいい」の種類は何でもいいんです。 何がどうあれ、「気持ちいい」と思っている間は、生はとても素晴らしいものに感じられる。――たとえ、それが錯覚だったとしても! ……これはあくまで「私がこういう考え方を支持している」というだけの話ですからね! みんながみんな反出生主義で快楽主義だったらこの世界成り立たないからね!!
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