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カウンティングってなんですか?

麻雀の話ですよね。 「1/18理論」で使う技術のことですね。 麻雀の待ちは両面待ちが大部分を占めますが、相手の待ちを両面だと仮定することによって、通ってる筋の数をカウントすれば無筋の危険度が算出できるという考え方です。 黒ひげ危機一髪に例えます。黒ひげを飛び出させたら負けとします。 ナイフが一つも刺さってない黒ひげと、ナイフが刺さりまくってる黒ひげだと、次にナイフを刺したときにナイフが刺さりまくっている黒ひげの方が飛び出す確率が高いですよね。(木原プロのブログでこの黒ひげの例があったはずなので「木原浩一 1/18理論」で検索すればわかりやすい解説があると思います) 麻雀の場合は他家のリーチに対して筋が通りまくってると、次に無筋を切ったときにその牌が放銃になる確率が上がるのです。 リーチ者の河が 西 1p 3m 白 4p 5sリーチ とします。 この場合は14pと47pの両面が否定、36mの両面が否定、25sと58sの両面が否定され、合計5筋分が通ったという計算になります。このように通ってる筋の数をカウントする技術がカウンティングということになります。(わかりやすいカウント方法はZEROさんの「ゼロ秒思考の麻雀」という本に書いてあります) で、これ本当に数える意味あるの?って思う人もいると思いますが、上の例だと5筋見えてるので麻雀の18筋の内の5筋が通ったことになり、残り筋は13筋あります。まだ13筋通ってないということは例えば9mを切るときの放銃率は普通の無筋程度だな、とかだいたいの計算はできるようになります。 巡目が進んで56mとか5pとかが通りまくり、残り筋が2つしか無い状態になったすると、残りの無筋の危険度がめちゃくちゃ高いな……というような計算ができるようになります。 慣れてくると「他家の副露手の待ちはおそらく2~7mのどれか。そして今5mが通ったから36mと47mの危険度が上がった」など様々な状況に応用を利かせることもできます。 奥が深いゆえに研究が少なすぎると思います。 西 1p 3m 白 4p 5sリーチ またこれの例に戻るんですが、早めの3m切りということは1-4mと2ー5mの筋はわりと安全で、代わりに他の筋の危険度が上がるんじゃね?というような考えもできます。 あるいは5s切りリーチってモロヒ牌の2sと8sも無筋と同じぐらい危険な牌だから、25sと58sの筋をカウントする必要はないのでは?というような考えもあります。このあたりカウンティング技術の研究があまり進んでないような気がします。 他には例えばマンズの染め手をしている人がいるとして、当然河に1枚も出ていない字牌(生牌)は危険ですよね。では全ての河に7種類の字牌が最低でも1枚は出ていたとしたら、相対的にマンズの数牌の危険度が増します。このように通った字牌とか鳴かれなかった字牌をカウンティングすることによって危険度を算出する技術とかもあっていいはずですが、書籍とかで見かけないし、そもそも染め手の危険度とかデータがなさすぎてよくわからないんですよ。 麻雀の戦術とか研究とかおそらく永久にネタが尽きないですね……

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