
僕としては、それが継続性のある関係の始まりでもその場限りのご縁でも「お相手に関心を持つこと」「それを目に見える形で表現すること」に最も気をつけています🤔 当たり前といえば当たり前の話なんですが、これは打算的にも本質的にもけっこう有意義なことなんじゃないかと僕は思います。 まず打算の話から考えてみましょう。 例えば僕自身がどんな人に一番興味や関心が向くかと言えば、それは「僕に対して興味や関心を向けてくれた人」になります。 なので、じゃあそれの逆をやってみよう!という単純な発想が冒頭になるわけですね。 具体的に、お相手が自己紹介の折に「岡山出身です」と発表してくれた場合を想像してみます。 ここで、自分の中の引き出しから「ああ!あの桃太郎の!」とか「晴れの日が多い!」……と被せてみるのはどうでしょう? 悪くはありませんが……そんなに妙手でも無い気がします。 それよりはもっと素直に、かつ謙虚に、「なにか地元で有名なものとか名物とかってあります?」と聴いてみるのが、僕の経験上効果的だった場面が多いです。 こんな感じで掘り下げる質問をすると、結構な頻度でお相手の意表を突くことにもなるんですよね。 何か出てくればそれでよし、何も出てこなければ「岡山のどのへんですか? ちょっと調べてみようかな」とおもむろにスマホで検索して「あー、こんなんありますよ! きび田楽……うわ!販売終了しちゃったんですかこれ!」などとリアルタイムに共有してみる、というのも面白いです。 このときのリアクションや応対でお相手の人となりもなんとなく掴めてきますし、それ以上に「え?出身だけでこんな食いついてくるの?」というちょっと変わった印象も持ってもらえます。 もちろん「うわ、距離の詰め方こわっ!」と思われてしまうリスクもありますが、基本的にはここで距離を詰められない人はそもそも距離を詰める必要も無い人(≒それがなくても仕事に支障がない人)であることがほとんどなので、実質的にはノーリスクと言っていいはずです。 それよりは、ここで「自分に興味のある人」という印象を持ってもらった方が後々のリターンがかなり大きくなるのではないかな?……と言うのが僕の浅はかな打算でした。 その打算(あるいは皮算用)よりももっと本質的なこととして、僕の感覚では「お相手に関心を持つと、そのお相手からしか聴けなかった話が聴けるようになる可能性がある」ということが何よりも魅力的に感じます。 要は、僕にとって結局お得になるのです。 岡山出身の人とたまたま知り合って、たまたまその場で調べてみたから、今はなき銘菓きび田楽のことを知ることができた、というのはなかなか素敵に面白いことではないでしょうか? この不思議な面白さのためなら、相応のコストをかける価値は十分あると僕なんかは思っています。 そういうコミュニケーションを取っていたことがなんやかんやで後からお得に働くことも多々ありますが、まぁそれはそれ、オマケみたいなもんですね。 まとめると、僕は初対面の喋るときには「お相手に関心をもっていることを伝えるために、なんか色々聴いてみたり掘り下げてみたりする」ってのを心掛けているということです。 もちろんTPOとか節度はありますが、そこさえクリアしていればおおむね楽しいことになるんじゃないかなぁ……という楽観的なひとつの意見でした。
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