
回答お待たせしました。 ご質問ありがとうございます。 いつもご覧いただいてるとのこと、嬉しいです。 2人のお子さんの子育てをされているのですね。毎日お疲れ様です。4月に入り、新しい環境となそれぞれ心身ともに疲れが出ることと思います。ゆっくりする時間もとって無理せず過ごして下さいね☺️ さて、ご質問は負けず嫌いなお子さんのエネルギーを努力する方へ向けるためにどう接したら良いか、ということですね。 保育園では問題なく過ごしているとのこと。 親しい間柄からこそ、気を使わずにいられるからこそ思いをぶつけているのですね。 ご質問を読んでいて、私の事かな!?とこんな時あったな〜と思い返しました。その時の感情は今でも覚えています。家族の前だとどうしても甘える気持ちが出てきて、感情がぶわ〜と出てくるのです。怒ってもしょうがないことなども頭の隅では分かっているのですが、 「嫌なものはイヤ!」なのです(笑) このモヤモヤをとにかく吐き出したい!と家族にぶつけていたのを覚えています。 お子さんは少しずつ改善も見られているとのことで、その変化は素晴らしいと思います。きっとお母さん、お父さんがその都度お子さんに寄り添い関わっているのですね。 まずはこちらをご覧ください。 発達の大きな視点でまとめたものです。 【子どもの成長を大きな視点で見通したい】 https://note.com/hmpj/n/n4e55e69cdfa9?magazine_key=m4b6e9532de3f 5.6歳になると、心の中で言葉をかりて考えることが出来るようになっていきます。思考力が生まれてこの力により、「こうありたい自分」をとらえられるようになり、○○したいのにできない自分を強く意識していきます。友達や大人の支えを受けながらありたい自分に近づこうとする段階です。 また、理解力や記憶力も向上し、ルールについて理解したり、言語能力も飛躍的に向上します。 屁理屈なんかはまさにこの姿ですね。 思い通りに行かないと不貞腐れたり、気に入らないと無視したり、わざと動かない、なんて少し高度な反抗が起きるのも5歳児さんあるあるな姿です。 そして、プライドが芽生えるのもこの時期です。 負けず嫌いな姿はまさしくプライドが育っている証拠。 お母さんがおっしゃる通り、その悔しさをバネにすれば負けず嫌いはとても大きなエネルギーとなります。 お子さんもこの力をこれから発揮されていくことと思います。素敵な力ですね! 悔しさをバネにするには、まず自分の気持ちを適切に処理することが大切です。 悔しい、嫌だ、などの不快感情はそのものは人間にとって必要な感情であり、大切なのはその感情を適切に処理できるか、ということです。 悔しいからといって相手を傷つけたりしていいわけではないですよね。 しかし、乳幼児期はその不快感情を認知する機能がまだ未熟な為、感情が優先され、癇癪を起こしたり、泣き崩れたりするわけです。 この認知の部分は25年くらいかけて出来上がるそうです。長いですよね! そう考えるとまだまだ5歳。 これからですね☺️ ではこれからどんなことが出来るでしょうか? 感情は無意識の中で起こる為、言葉にして意識化していくことが大切になっていきます。 悔しいんだね、怒っているんだね、 周りの大人が言葉に返していくことで、僕は怒っているんだ、悔しいんだ、と言葉に繋がる体験をします。 この体験をどれだけ出来るかが、何よりも大切になってきます。 悔しいのに、悔しくないよ〜 痛いのに、痛くないよ〜 など、心と言葉が一致しない言葉を掛けられると矛盾が生まれてしまい、感情抑制の力の獲得が出来ずらくなってしまうのです。 不安感情は安心・安全に包まれることで脳の中で抑制されていきます。 なので、日々安心できるご家族や周りの大人の中で気持ちを言葉にしていく体験をたくさん出来ると良いかもしれません☺️ 今は最初に書いたように、こうありたい自分をとらえ、思い通りにならないゆえ葛藤している最中です。しかし現実もしっかり見えてくるのもこの年齢です。 憧れは何よりも力になります。 ○○出来るようになりたい、と思うきっかけさえあれば進んでいくことと思います。 今出来ていること、出来たことにも目を向けながら、 どんな風になりたいか? どんなことが出来るようになりたいか? ゆっくりお話出来る時に聞いてみるのも良いかもしれません。 また何か困ったことなどがあれば、いつでもご相談下さい。一緒に考えていけたら幸いです。
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