なるほど。つまり ①誰もが他人のあら捜しをしている ②誰もが他人の悪口を陰で吹聴している という観念があって、それで他人が怖いんだね。 これはずいぶんと生き辛い世界に生きているなあ、と率直に感じたよ。 私自身は他人の欠点やミスに対してどう思っているか？ 世の中に他人に寛容な人はいないのか？ そもそも完全無欠の人間は存在するのか？ また、 純粋無垢、あるいは良心の塊な人とでなければ付き合う価値はないか？ そんな人は現実にいるか？ とか、 なぜそこまで傷つくのが怖い？ 他人に何を期待している？ その期待は現実の人間に対して適正か？ という問いも必要だね。 そして、「世の中にはひどい人間ばかりで、そんな人たちと関わって傷付くのが耐えられないから、辛い思いをするくらいなら一人でいい」という主張をしている「他人」がいるとして、あなたならその人になんて言う？ 他人と関わる人生で得られるもの、達成できるもの、感じられるものはあるだろうか？ あるとすれば、それはなんだろうか？ その辺の問いもやってみよう。