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はじめまして。
「一次創作と二次創作の違いとは」の記事中で

"よほどの創作的ナルシストでもない限り、自分の作品やキャラが「推し」になる人というのは多くありません。"

と書かれていました。
私は専ら一次創作しかしないのですが、先生が仰るところの「創作的ナルシスト」にバッチリ該当します笑

全員でないにしろ、自分の書くキャラにかなり思い入れが強くなり、「この子を早く幸せにしたい!」という思いを原動力に書き進めています。
これって創作者としては盲目的というか、あまり良くないのでしょうか?

一応自己弁護すると、誰に読んでもらっても「キャラ造形が上手い」と言われます。
(これも『他がイマイチ』の裏返しの可能性がありますが……)

もう少し、作品やキャラを引いた目で見るようにした方がいいでしょうか。

自分のキャラクターに愛着を持つのはもちろん悪いことではないのですが、小説は「人に読んでもらう」ということが大前提であるので、愛が強すぎてひとりよがりになってしまうと、読者がおいていかれてしまうことがあります。そういう面では、あまりよくない方向に作用する場合もある、という感じでしょうか。 二次創作であれば、同じ愛を登場キャラクターに向けられる人が読者になるので、思う存分愛を注いでいいと思うのですが、一次創作のオリジナル作品で、あまりにも強いキャラ愛を注ぎ込んでしまうと、自分の子供をめちゃくちゃかわいい!と周囲に自慢しまくる親とか、ペットのかわいさをアピールしまくる飼い主、みたいになってしまうこともあるわけです。 なので、自分自身で作ったキャラを愛する心は大事ですが、 同時に、少し引いた「神の目線」というのも必要にはなります。 作者は、物語に必要であれば、自分が生みだしたキャラクターを不幸のどん底に突き落としたり、殺してしまったりもする存在ですから、キャラ愛が強すぎると、ストーリー上本当に面白い展開というのを選択できなくなってしまう可能性もありますね。 もちろん、趣味の範囲であれば、話の面白さよりも、キャラ愛を優先させることは特に問題ありません。自由ですからね。

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