10/18

前回は一度に大量のご質問をしてしまい、お忙しい中大変失礼いたしました。岩崎さんの職人的な仕事観をお伺いし、本当に勉強になりました。

ご質問です。
ヨルムンガンドの "The first step to escape from complex”の制作において、映像ではなく絵コンテをもとにフィルムスコアリングした、とお聞きしました。
3者の視点がカットバックする映像にあつらえた音楽の切り替えが、何度見ても見事だと思います。
作曲にあたっては、
①絵コンテをpcに取り込んで編集し、仮映像をDAWに取り込んで音楽を当てていく
または、
②総尺とカットごとの時間だけを割り出して、音楽を当てていく
……など、どのような方法で行われたのでしょうか?

ありがとう、 ヨルムンガンドの頃は、絵コンテをDAWに貼り付け、、 なんてコトはできなかったので、基本は②の方法。 先ず絵コンテに曲スタート時からカットごとの秒数を逐一書き込み、 どこのカットが曲のスタートから何秒何フレームで変わるかを確認した後に、 印象的、若しくは意味のあるカットの位置(時間)にDAWでマーカーを打ち、それを基にして作曲を行い、確かその時点でオケの録音をしたハズ。 その後、仮編集された映像を貰い、それに合わせて最終的な調整を施した(あとでスコアを確認したら、録音したものから尺も構成も相当変わっていた)、、、というかたちです。 よく言えば、それだけ思い入れがあったのか? 若しくは、よっぽど無駄な何かがあり余っていたのか?

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