
育児が終わったパートナー間のセックスレスは、「ヒト」としては問題ないと思いますが、「人間」としてパートナーとのセックスレス状態は、味気ない・寂しいものだと「私」は思います。 同一パートナーとのセックスレスがいつ始まるかにもよると思いますが、双方の性機能が十分であるにもかかわらずセックスレスの状態であるならば、そこから先の「人間としての人生」は、味気ない・寂しい人生だと私は思います。 私見ですが、同一パートナー間におけるセックスレスの原因は、「同一パートナーとのセックスによって得られる快感・充実感・幸福感など、セックスによって得られるメリットが少ない・小さい。あるいはパートナーとのセックス以外のことで得られるメリットの方が多い・大きい」ことにあると思います。 同一パートナーとのセックス以上にいいことがあればセックスレスになることもあるということです。 同一パートナーに対して性的興奮を覚えないというのであれば、「パートナーに対する感情」「本人の精力」「パートナー女性とのセックスの評価」のバランスに問題があると思います。 どれかが突出していれば他がほとんどなくてもセックスレスにはなりにくいと思います。(レーダーチャートの総面積で評価する感じです。) 例えば、本人の精力が低下していて、セックスで得られる充実感が低くても、パートナーに対する気持ちが強ければ、セックスレスになるとは限りません。 逆に、いずれかが極端に低ければ他が低くなくてもセックスレスになることもあるでしょう。 パートナーに対する感情が希薄であれば、セックス自体による快感や充実感があってもセックスレスになる可能性はあると思います。 だから、多くの時間を共有するパートナーとのセックスレスが続くのは、寂しい人生であると「私」は思います。 「快感が得られて充実感も幸福感もあるセックス以外にも大事なものはあるよ。」と言われたらそれまでですけど。笑 最終的には価値観の問題だと思います。パートナー間の問題ですので双方が納得できる落とし所があればそれで良いんじゃないでしょうか? 例えば、パートナー男性がセックスしたいけどパートナー女性がしたくない場合、逆にパートナー女性がセックスしたいけどパートナー男性はしたくない場合、両者の思惑が異なった場合に問題が発生するというだけです。 二人ともセックスしなくても仲がいいし、共通の趣味を楽しんでいるなど、パートナー間で問題が存在している認識がない状態であれば何の不都合もないということだと思います。 一方、ヒトという種というか生物的には全く問題ないと思います。 自分の遺伝子を引き継ぐ自分の子どもが、死ぬリスクが十分低いと考えられる年齢にまで成長すると、自分の遺伝子が保存される可能性が高くなります。 もうあまり何もしなくても自分の遺伝子は残されるということです。 出産・育児には必ずリスクとコストが想定されます。そのリスクやコスト以上のメリットを予測できない場合、新たに自分の遺伝子を引き継ぐ個体(子ども)の必要を認めないという判断は生物としては合理的です。(他にも同一パートナー間におけるセックスレスの合理性の理由はあります。) ですから、出産子育てから卒業的な状態になればセックスレスになっても生物(ヒト)としては問題ないと思います。
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