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今年博士号をとって任期付き研究員になりました。給料は手取り18万円しかないのですが、研究テーマ自由、研究費の申請自由、雑務が相当少ないなど自由度は高いです。このような自由さは貴重なのだろうなと思う反面、やはり給料はかなり厳しいです。実際ほかのポスドクなどは研究に専念できないほど他の仕事が降ってきたりしてるのでしょうか。

1年目で所得税が引かれずに手取り18万円ということは、額面で22万円くらいか? 賞与(ボーナス)はあるかい? 一般に任期付き研究員だとないような気がするけど、ない場合は22万×12カ月で264万円。(4カ月の賞与があると仮定しても、22万×16カ月で352万円だけど…) 厳しいね。学振PDであれば、ほぼ完全に研究に専念して434万円だから、多少なりとも他の雑務を担っていることを踏まえると、最低でも同程度の400万円くらいは欲しい。 「他のポスドクが研究に専念できないほど他の仕事が降ってくるか」という質問に関しては、おおむね答えはNO。基本的にポスドクはその研究プロジェクトに専念することが求められる。大学の教育業務や事務業務、そのほか研究に関わらないことは基本的にやる必要はない。雇用契約書にも書いていないはず。 ただ、あくまでもこれは一般的な話であって、ラボのPI次第な部分もある。中には、ポスドクを小間使いのように扱うPIもいなくはないし、教育業務を求める組織がある場合もある。ただ、それはレアケースだね。ポスドクに研究業務以外を任せるということは、そのポスドクを雇用する財源になっている研究プロジェクトの進捗を遅れさせる要因になるからね。ポスドクに求めるのはひたすらに研究成果。 だから、君の場合、雑務が少ないことが、優れているというわけではない。一方で、テーマ自由という点に少し優遇されていると感じるね(まぁ、たまたま君のやりたい研究と財源のプロジェクトが合致しているだけかもだけど)。ただ、そもそもの待遇が低めだから、個人的には転職を進めるかな……優遇ポイントを覆せるほどの待遇ではない。

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