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運命の人はいると思いますか?

人は、経験に基づいて様々な判断をしてしまいがちです。しかし、自分の目で見える範囲がマジョリティだと仮定しての判断は、すなわち偏見です。百歩譲ってあなたの周囲の人々のあらゆるパラメータの平均値がが偏差値50であっても、あなたの地平線の外側には外れ値をたたき出す個体がいます。もしかしたら、観察される範囲内にも、普段は意識していないだけで特異な個体はいるかもしれません。 「運命の人」が発生するには「過度な一般化」が必要です。「男なんてみんな子ども」「女は感情的だ」などとよく語られていますが、全員に当てはまるわけではありません。恋愛観の形成でも、同じようなミスをしてしまうことがあります。例えば、いつしか「恋愛対象に自分の期待にそう人は『いない』」と決めつけてしまうのです。そのような厳密には不正確な諦念にとらわれている時に、「ウマが合う軸」について正に大きく外れた個体が現れると、「運命の人」と判断するでしょう。 「運命の人」に巡り合うのはそれ自体はとてもラッキィなことだと思いますが、それは同時に日頃の「観察力」または「想像力」の不足です。気を付けないと何か重大な判断ミスをするかもしれません。以下は私の偏見なのですが、「しょっちゅう運命の人と巡り合う人」の多くはワキが甘く、周囲の人に良いように扱われているように思えます。

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