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藤井風さんのサイババの思想を絡めた音楽活動をどう思われますか。

藤井風さんがサイババの信者であることは知りませんでした。 女子スパの記事にありますが、「ステルス」なのが問題、という論点により、基本的にはやはり否定されるべきではないかと思います。 https://joshi-spa.jp/1217665 所属レーベルは、信教の自由を理由にサイババ信仰を事前開示する必要はなかった、と言い張っていますが、これは統一教会の論法と全く同じであり、不適切です。ファンが気にしてないから良い、という問題でもない。 音楽や映像は、サブリミナル的に受け手の無意識に働きかけることができます。 事前にサイババの教えを布教する内容が含まれる、ということを開示しないで作品を聞かせたり、TikTokでサイババのマントラを唱えたりということは、聞き手の信教の自由を侵害する可能性がある。 少し影響を受けているとか、最近傾倒しがちである、という程度ならどこまで開示すべきか、ということは線引きが難しくなりますが、 藤井風のレベルでサイババの教えを歌詞化してるのはアウトと思います。 それならば、「サイババの教えである」ということを演奏の前に明示しなければならない。 例えば70年代ハードロックバンドが、悪魔教のアレイスター・クロウリーに傾倒したり、プログレの大御所キングクリムゾンのロバートフリップが、神秘思想家グルジェフに傾倒していたり、ということはあります。 ただ、それらは、単にファッション的な参照であったり、 創作のための”受信”を助けるトレーニングであったり、いずれも思想そのものを作品に込めるという主旨のものではありませんでした。 藤井風のように、信仰している宗教の内容を直接曲のタイトルや歌詞に入れたり、ということは、アーティストとしてのオリジナリティという点でも、疑問符がつく行いではないかと思います。 藤井風さんは、私にとっては元々関心の外のアーティストなのですが、 やはり「ひっかからなかったのにはそれなりの理由があったんだな」と自分なりに得心しました。

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