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馬も歳をとるとさまざまな症状が出てきますね。人も同じですが。 いままで人を乗せたり楽しませたりしてきてくれた馬たちには、痛みなく楽しく生きてほしいと思います。 まず、腰フラですが、関節が不安定な状態から揺れるように動く場合と、神経症状の場合があると思います。 また、飛節の捻転ですが、仙腸関節との関係が深く、どちらの関節が悪いかは見てないと分からないので、なんとも言えないところです。また、長年捻転して歩いていると股関節なども痛めている場合があります。 いずれにしても、運動器が得意な獣医師にご相談して頂くのが良いかと思いますが、オーナー様がしてあげられることの1つに、関節用のサプリを与えてあげるのは良いかと思います。 私は長年、コータフレックスという製品を愛用しています。馬の消化器官や血管孔の特徴をよく考えて作られた物で、製品としてのコストパフォーマンスが良く、嗜好性もよいので気に入っています。 腰が弱くなってくると、馬が寝起きを苦労するようになり、心配事が増えますよね。万が一の時のために、補助できる器具を用意しておいたり、起きる時に広い場所が必要となるので、馬房の構造も見ておくと良いと思います。 また、日中は広い牧草地での放牧も、馬が常に歩いて運動できるので、腰には良いと思います。 寝起きに苦労していた馬で、いつでも歩きたい時に歩ける場所に放したところ、筋肉が戻ってきて歩きも良くなったことがありました。 馬房で飼っていると、運動時間がどうしても少なくなりますので、状態にもよりますが、定期的な運動は良いと思います。
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