どうって...そんなのC4特攻に決まってるだろ...!! いいからテーピングだッ!!!!(L2) 正直、どう戦いますか?等と聞かれても回答に困ると言うか私の戦い方を聞いてどうするのでしょうか。 対ありです。 まぁ冗談はさておき、前提として作戦行動中のMBT相手に携帯対戦車火器のみで交戦するのはAPSの有無に関わらず大きなリスクが伴います。 その為APS云々以前に考慮すべき事がある様に思えますが、そもそもどう戦いますかといった問いに意味は有りませんのでここでは主題であろうAPSにどう対応するかに焦点を絞って回答しますが、APSと言えど完璧ではありませんので突破できるケースも勿論存在します。 例えばAPSはその極めて速い動作速度が特徴ですが、やはり反応速度等から最小迎撃距離が存在します。 脅威速度に依存しますが例えばランチャー型APSは概ねSRTが300msとされており、RPGや84mmHEATは初速が300m/s弱である事から存速の低下やIPも有りますが、最小迎撃距離は約100m弱となります。 その為、それ以下の間合いで射撃した際にはAPSを突破し命中に至る可能性が有り、単純な話近距離である程効果的です。また、現在主流のAPSは同一方向・同時攻撃に対しては基本的に1~2発分程度の迎撃体しか装備していない事が殆どですが、当然ながらそれ以上のATを射撃する事で突破が可能であり、飽和攻撃も一つの手段です。 この様にそうした火器であってもAPSを突破する手段は幾つか存在しますが、実際の所それが上手くいくかどうかはまた別問題です。 最小迎撃範囲内からの射撃にしてもMBT相手に距離を詰める事自体非常に困難であり、陣地戦闘においてもそれだけの接近を許す状況では多くの場合既に下車分隊等が展開している事からも容易い事ではありません。 加えて、ランチャー型であっても条件次第では上記のSRTよりも高速になる可能性が有り、分散型等μsクラスのAPSともなれば同様の脅威に対し最小迎撃距離は10m程度しか存在せず、信管作動距離をも下回る事からその様な手段では突破は困難です。 飽和攻撃に関してもそれ自体は非常に効果的で現実的な手段では有りますが、そもそもAPSの有無に関わらず複数のATよる射撃は対戦車戦闘の基本中の基本でそれでも尚撃破が困難なのがMBTですが、元よりそれを更に強化するのがAPSですので根本的な解決にはならず厄介な事には変わりません。 無論、APSに対し特別に対策が取られた装備も存在し、その用途に特化した時間差で主弾頭と副弾頭が射撃される事で発射機一つで一部のAPSを無力化するRPG-30や、ミサイルにはなりますが70度以上の高仰角トップアタックによりAPSの迎撃範囲外から突入するC-APS能力を持ったSpike LR2等が開発されていますが、APS側もAPS側でそれらに対応した装備が登場しつつ有り、イタチごっこの様相を呈しています。 結局の所、その様な装備では飽和攻撃だの肉薄だの何か特別な事をするといった事で根本的な解決が図れるといった事は無く、従来通りAPSの有無に関わらずKPでの障害の利用による遅滞や砲撃、複数のATによる火力の指向など、対戦車戦闘の基本を抑え交戦するといった事が肝要である様に思います。
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