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シュートの打ち方で、片手打ちの方が両手打ちよりいいと感じるのはどんなところですか。

私は、小学校高学年の時は片手打ち、中学の女子バスケ部の先輩が全員両手打ちだったので両手打ちに変え、高校で再び片手打ちに直しました。
両手打ちは左右にぶれやすいからよくない、という意見を以前どこかのサイトで見たことがありますが、経験では毎日両手打ちで練習していればシュートはぶれずに安定しました。普段片手の人がたまに両手打ちしたら左右ぶれるかもしれませんが。これは当たっていないと感じています。

両手打ちが良くない点としてはおおまかに、片手よりもボールに関わる支点が多くなることでシュートの再現性が低くなる、常にリングに対して正対して打たなければいけない、片手で扱った方が効果的に発動できるスキルが出来ないなどが挙げられるかと思います。 ただ止まった状態でキャッチ&シュートだけで考えれば両手打ちでも極めれば高い確率でシュートを決められると思いますが、実際の試合の中ではそういった状態で打てる機会が何回あるのか。 高いレベルにいけばいくほど、そもそもシュートが打てなくなりますし、ゲームスピードも上がりますので、個人のスキルでズレを作ってシュートを打てる技術や、動きの中でシュートを打てる技術が必要になります。 極端なことを言えば、なぜNBA選手がワンハンドでシュートを打っているのか。両手打ちの方がいいのであれば、あれだけ科学的にも研究が進んでいるトップレベルで両手打ちの選手がいてもおかしくありませんよね。 何十億ももらっている彼らがより効率的に高いレベルでバスケをしようと考えた時に両手打ちにたどり着かないということからも、両手打ちでシュートを打つメリットがないのは分かるかと思います。 これは男女で身体能力の差が有るからとは一切関係ありません。 WNBAのガードの選手でもワンハンドで3Pを打ちますし、男子顔負けのスキルを 使いますから。 アンダーカテゴリーなど競技レベルが低い選手はそもそもシュートが届かないからと決めつけて両手打ちで打たせるのも、小学生であれば特に男子よりも女子の方が発達が早いので、女子の方が非力というのは考え辛く、中学に上がれば女子の方がボールも小さくなるので、正しいフォームであれば、片手でシュートを打てないわけがありません。ボトムアップの考え方ではなく、トップダウンの考え方で、まずは世界レベルから逆算しスキルやシュートを指導していく事が大事だと僕は考えているので、両手打ちのシュートは効果的にスキルを使用する上で難しさを感じています。

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