
あくまでも確定したデータとして、法科大学院側から文科省に受けている数値があの数字です。司法試験の合格率実績は願書の出願資格に基づくものですが、今回のように法科大学院側の報告については、法科大学院は文部科学省に対して正確に報告する義務が『法科大学院の教育と司法試験等の…関する法律』等に基づき課されます。 また退学時には退学手続きで理由等説明・記載をする必要があり、そこで検証しているものと思います。多少の誤差ならともかく、10名以上は流石に変な気もします。なおH30年既習組であれば退学人数は把握しており、司法試験合格以外の退学除籍が9名あるので、それ入れたら概ね質問者さんの言う20名になります。 またあまり考え難いですが、通常は予備合格者→休学→合格後→退学ですが(修習との兼ね合いで、身分を兼ねることができないため)、万が一2年次に予備合格→退学(休学ではない)という方がいるのであれば、その9名に入るのでしょうが、それがいたとしても9名全員とは考え難いです…。 なおその前の年度の2年次退学は不明ですので、令和2年3月(令和元年)から見る限り、慶應については2年次 【予備試験合格『退学』(休学ではない)】は退学者13名のうち2名なので、それと整合させても、やはりH30年度入学既習の退学者9名全員が司法試験合格で退学したとは考えられません。 さらに、それ以外であれば、2年次予備合格したが司法試験に合格しなかった+退学した場合には、文科省のデータ上では単なる退学扱いとなります。そのような方もいるのであれば、人数がふえるでしょうが、予備試験ルートの司法試験合格率からするとそう沢山いるとは思えないです。 もしくは、質問者さんの勘違いで、2018年度(H30)既習入学者のデータですが、2019年度(H31、既習は現在三年次在学中)と勘違いしてませんかね。 最後に 人には言えない理由や外聞があり、特に慶應などの上位ローであればあるほど、学問ないしその他の理由を言えず、本当の理由を言わずに辞める人は必ずいるのが常かと思いますし、どの社会でも常です。数字を見ても、知る方の何人かは実際は予備や司法試験合格という華々しい理由ではないと思われます。
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