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レクトミー術後の眼圧があまりさがりません。塾長先生の手術動画を拝見すると、レクトミーホールをケリーパンチで1段目フラップとおなじくらい大きく作るのがコツなのでしょうか?

1段目フラップ作成後、1/3くらいの幅の2段フラップを作成して2段目フラップと同じくらいの幅の線維柱帯を切除してますが、ちいさすぎるのでしょうか?

自分はケリーパンチでは2噛みぐらいしてます。ダブルフラップの幅ぐらいは空いていたほうがいいです。 レクトミーで眼圧が下がるかどうかは手術のやり方よりもむしろ術後の管理であると思っています。 正直重要度の割合は手術2、管理8ぐらいですね。 自分が管理で気をつけているのは 1、術3日目までは眼圧が多少高くてもノータッチ。糸きりはもって  のほか 2、3日目以降でも眼圧が一桁でなければ糸を切る 眼圧が10ぐらいでもブレブの丈が低ければ切ることあり 3、seidelは塗らしたペーパーを直接結膜に塗布してチェック。フルオベノキや少し結膜にペーパーをつけたぐらいではseidelはわかりません。必ず直接塗布。 4、seidelがあったらブレブは速やかに縮小してしまうので、結膜がしっかりしてれば即縫合。薄く、1回の縫合でleakが止まらない場合は血清点眼と眠前軟膏点入などでフォロー 5、低眼圧に対してはヒーロンの前房注射など対応 6、糸きりの順番はフラップdeep辺の真ん中に縫合があれば真っ先にそれを切る。次は輪部より。最後に角。 7、レクトミー後眼圧が少し高い場合は点眼で対応せずニードリングや再建で行うこと。点眼+不十分レクトミーは最悪の組み合わせです。房水漏出が減少してさらにブレブが縮小します。 レクトミーするからにはグラ点オフを目指しましょう きっちりとした管理すれば5年以上の生存ブレブを量産できるようになります。

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