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Bogoliubov準粒子は電子と正孔の重ね合わせなので電荷中性の準粒子ですが、実験的には超伝導における低エネルギー励起ではCopper対が壊れることで超伝導電流が影響を受け、磁場侵入長などを通してその変化を観測していると思います。これは、結局Bogoliubov準粒子自体は中性ですが、超伝導の準粒子励起において実験的に見ているのは中性のBogoliubov準粒子そのものではなく(壊れたCopper対の)電子ということ
(超伝導のエネルギースペクトル(ギャップ)を議論する上では準粒子として考えているけど、実験的にBogoliubov準粒子そのものは見えないということ?) なのでしょうか?

通常のボゴロンは励起される電子とホールのエネルギーが違うので厳密に電気的中性でないという理解ですが、実験結果をどう解釈するかは人に依るかと思います。(電子と思ってもいいしボゴロンと思ってもいい)

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