ご質問いただき、ありがとうございます。 ＞エントリーすると抜けない、エントリーしないと抜けることが多く… 毎回機械のように打っていれば抜けた時に収益が出せると思いますが、抜けない時が多いと損切りを連発してトータルで収益が残らない、そういう状況だろうと思います。 ＞抜ける高値安値の見分け方… 抜けるか抜けないかはその瞬間に指値以上のオーダーが入るか入らないかによって決まりますので、どのぐらいのポジション量の指値が入っているというのが分かっていて、（ＦＸには世界共通の板のようなものがないのでこれをリアルタイムで一般人が把握するのは難しいのではないか…）オーダーを出す本人またはその関係者でない限り、抜けるか抜けないかを１００％見分ける方法は現実的にはない、と私は考えています。 そこで、確率統計的な思考により、抜ける確率が高い状況が示現した時にエントリーするといった方法を取り、勝った負けたを繰り返す中でのトータル収支としてのプラスを目指す、という考え方を私はしています。 具体的には、 ・ボラがある時には抜ける確率が高くなる （ボリンジャーバンドによる背景的な判断、ＡＴＲ、ＡＤＸなどのテクニカル指標での分析も可能、レートパネルを見てレートがチカチカする間隔が短くかつ大きく変動している、などで判断する） ・チャートの形状（アセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングルになっている場合は、いずれ抜ける確率が高くなる） ・プライスアクションによる裁量判断（習得には個人差があります。） などがあります。 将棋のプロの世界では藤井7冠であっても勝率81％程度ですし、プロ野球では勝率5割5分5厘程で阪神タイガースのリーグ優勝が決まりました。 毎回当てるのは不可能ですので、まずは勝率５０％以上を目標とし、損切り幅より利幅が少し大きくなるようにして、トータル収支でプラスになるよう、練習をされてはいかがでしょうか。 勝っている人の多くは、そうこうしながらなんとかかんとかプラス収支をキープしていると思います。勝っている人は当てることができるのではなく、資金管理を含めたマネージメントがとても上手い人達です。 あくまでもご参考までになさっていただけましたら幸いです。