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実際に生保業界で働かれてた時に感じた、4大生保の各社の社風と強み弱みについて教えていただきたいです。

N 自分たちがNo. 1であるという自負で成り立っている会社。生保に限らず普通の会社であれば、中計やそれに基づく年度の目標が社内を動かすモチベーションになりますが、この会社はそれに加えて、「これをやらなきゃ一位を維持できないぞ」という価値観が加わる点は特徴的。 あとは東大、京大を重用し、先輩後輩(年次)が絶対という点も特徴。 総合企画部や調査部、秘書部などの最重要セクションにはそれらの大学出身者が殆どといった点もおさえておくべき。 部門間の異動も激しく、運用からリテールへの異動といった激動もよく見る。 D 長く二番手としてやってきたため、上記Nのように規模の追求への拘りがない。 業界内ではアイデアマン的な位置づけで、新しいこと、これまでどの会社もやっていないことに取り組みがち(その分よく失敗する)。 良くも悪くもNのように守るべきもの(業界一位の座)がないため、失敗に寛容な文化であり、学閥も無いに等しい。 Nのように人材が豊富でないため、部門間の異動を激しく行う余裕はなく、ある程度の年次以降は似たような部門内での異動が多い。 MY 弱いところ同士がくっついて規模だけ三番手になったため、人材の質は四社の中で最下位(とSの人がよく言っている笑) MとYのたすきがけ人事はまだ続いており、システムも併存。合併のメリットが十分に享受されていないのではとの声も大きい。 MとYでは圧倒的にMの方が力が強く、経営企画や調査などの最重要セクションは旧M出身で固められており、Yは脳筋と馬鹿にされている。 海外事業も米国で割高なお買い物をして以降は何の音沙汰もなく、国内の営業基盤を守り続ければ潰れることはないんじゃねくらいしか考えていないのでは。 非常に保守的な社風。 S やる気、元気、体育会。 気合だ気合だ気合だーー! 古き良き昭和の生保の文化を残している貴重な存在。 のわりに、新しい取り組みに対してリスクセンシティブで他の大手社がやった実績のあるものにしか基本的に手を出さない。個人的にはDと対照的にある会社だと思う(内定もSとDで競合することはほぼ見られない)。 社運をかけたあの新商品も実は上位二社が検討後に見送った残り物だと伝えると怒るので注意が必要。

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