とりあえず前提として、現在のSI単位系では物質量(単位mol)は有次元(次元N)です。対して、個数は無次元(次元one)です。これはもう事実現状ではそう定められているということで呑んでいただきたい。問題は、SIがやってるこの処置は本当に妥当かということです。 モルと個をめぐる話はもう幾度となく考えたことがあって、まあもう普通にややこしいです。過去のやり取りへのリンクを貼っておきますので、適当にディグってください。 これ↓と https://twitter.com/gensogaku/status/1410171268414906368?t=PMZwn16Jw8Wv5uYAl8Oo8A&s=19 これ↓ https://twitter.com/gensogaku/status/1410394826172878849?t=d26vkMauY77jDBQudMmeQA&s=19 こういう↓回答をしたこともある https://twitter.com/gensogaku/status/1521800057955426305?t=qV05jrJz-f9jl8VbS2Nrxw&s=19 こういう↓文献を読んだこともある(ただし主張の一部については私は全く腑に落ちていない。ツリー参照) https://twitter.com/gensogaku/status/1436585825974640640?t=74135CYJmRhHCUQj92-kfg&s=19 結論としてましては、 「無次元は実は"one"という次元」 「個数の次元oneをNにしてしまうのはまずい」 「物質量の次元Nをoneにしてしまうのはアリかもしれないし実際そういう議論はある」 「物質量に次元Nがあるのは歴史的経緯かもしれない」 あたりです。
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